現存12天守を巡る旅

天守はお城のシンボルです。その中でも400年余りの時を超えて今なお健在の天守が全国に12城あり「現存天守」と呼ばれています。国宝天守が5城、重要文化財天守が7城です。今回はその12天守を巡ってみようと思います。 "巡る旅"とはしていますがあくまでWEBと書籍から情報を集めて、まとめているだけです。実際の旅はサイト完成後に少しづつできたらと思います。下記の12城の写真クリックで各城ページへ飛びますが、天守の予備知識(基本)ページもつくりましたので、わたくし同様にお城初心者の方はそちらもチェックいただければ幸いです。

松本城

松本城

北アルプスを背景に堂々とそびえたつ漆黒の城、景色を眺めて楽しむための「月見やぐら」も増設されました。

姫路城

姫路城

日本独自の木造建築の最高峰の建物。これまで戦争や火事にあうこともなく、白い壁が美しく別名「白鷺城」ともよばれます。

松江城

松江城

2015年(平成27)、松江城天守が国宝に指定されました。独自の建築技法とその築城年が判明したことが理由のようです。

彦根城

彦根城

徳川家康の命により大津城の天守を移築して建てられました。「天秤櫓」も珍しく左右の石垣の違いにも注目です。

犬山城

犬山城

木曽川の岸にたてられ、攻めるのが難しく「後ろ堅固の城」とよばれます。天守からは濃尾平野を一望できます。

弘前城

弘前城

2020年現在、天守は石垣工事のために70メートル「曳家」された状態です。2021年には元の場所に戻される予定です。

丸岡城

丸岡城

現存天守の中でも最古のものです。戦のときに霞がたちこめて城を隠したと伝えられ、霞ヶ城ともよばれています。

備中松山城

備中松山城

現存天守の中では唯一の山城、明治時代の廃城令で取り壊しが決まりましたが山の上という立地のため天守は残りました。

丸亀城

丸亀城

天守代用として建てられた三層櫓は現存天守の中でも最小、四段におよぶ高石垣の高さは最長といわれています。

高知城

高知城

天守と本丸御殿がともに現存する唯一のお城です。忍び返しや石樋 は高知城独自の設備です。

松山城

松山城

姿は優美でありながらも攻めるのにはむずかしい仕掛けが施されています。小天守や櫓が連なる連立式天守です。

宇和島城

宇和島城

太平の世へと移り変わった時代に建てられた宇和島城は戦闘力がないのが特徴です。狭間や石落しがありません。