降水確率を、その地域で雨が降る時間や面積の割合と勘違いして
いる人もいるようですが、実際は、その地域で雨が降る確率のこ
とを言います。そのため、降水確率10%だったら、同じ気象条件
が100回あったときに10回は1mm以上の雨が降るということになり
ます。そのため、降水確率が100%だから強い雨が降ったり、降
水確率が10%だから雨が弱かったりするというわけではありませ
ん。たとえ降水確率が10%でも強い雨が降ることはあります。さ
らに、降水確率が0%の時でも雨が降ることはあります。これ
は、降水確率5%未満のことを天気予報では降水確率0%というた
めです。また、降水確率が完全に0%で1mm未満の雨が降った場合
は、雨が降ったものの「1mm以上の雨が降る確率」という降水確
率の定義に入らないので、降水確率の予想としては「当たり」と
なったり、雪も降水と定義されるので、雪の予報でも降水確率は
上昇したりと、様々な勘違い要素があります。
降水確率10%なら
雨降らないでしょ
→雨が降ることもあ
 ります。
ちょこっと解説↓
水害時の避難に長靴
はダメでしょ?
→場合によります
ちょこっと解説↓
洪水の中を長靴で避難すると水が入ってしまうから運動靴で逃げるという考えは間違ってい
ませんが、まずはひざ上まで水位があるときに避難することがNGです。できるだけそのよう
な状況になる前に避難しましょう。また、田植えやアウトドア用のひざ下までしっかり覆
う、泥に強い長靴は水害時の避難にはとても有効です。水害時には地中の細菌も地表に現れ
るため、避難用にひざ下までの長靴があったほうがよいでしょう。
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八尾市より引用
URL https://www.city.yao.osaka.
jp/0000003373.html
続いては風水害関係の勘違いについてです。
tenki.jpより引用
URL https://tenki.jp/suppl/ten
kijp_labo/2024/06/07/32468.html
緊急安全確保出てない
から大丈夫でしょ?
ちょこっと解説↓
→緊急安全確保
 は手遅れです
緊急安全確保は、既に何らかの災害が発生している可能性が極
めて高い状況の時に発表されるもので、避難所に避難すること
自体が危ない状況です。緊急安全確保が出た時点で家にいた
ら、垂直避難など、直ちに身の安全を確保する必要があるた
め、緊急安全確保の前段階の避難指示の時点で避難を完了する
ようにしましょう。
SPNJOURNALより引用
URL https://www.sp-network.co.jp/column-report/column/bcp-column/candr001.html
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