熊谷市の 年間の平均気温は15.0°C、平均降水量は1286.3mm、平均風速は2.4m/s。平均日照時間は2042.1時間で、一年のうち最も日照が多い地域の一つである
熊谷市の春は、気候も穏やかで桜が見事に咲きます。中でも熊谷桜堤には、約500本のソメイヨシノが楽しめ、春になると約2kmにわたり荒川の堤防一面が満開の桜で彩られます。
月別最高気温や猛暑日数などの多くの最高記録が観測されている。首都東京に近く、歴史的に古くから熊谷という地名が知られていることも相まって、“猛暑の本場”として知られています。熊谷が高温となるのは、海風に乗り北上してくる東京都心のヒートアイランド現象により暖められた熱風と、フェーン現象によって暖められた秩父山地からの熱風が、一般的に日中の最高気温となる午後2時過ぎに同市の上空付近で交差するためだと考えられており、「熱風の交差点」と呼ばれることもある。 また、夏には「関東一の祇園」と称される「熊谷うちわ祭り」というお祭りが催され毎年盛り上がりを見せています。
熊谷市では秋を彩る花を数多く見ることができます。萩や女郎花をはじめとする秋の七草や、コスモス、ヒガンバナ、菊などが楽しめます。特にコスモスがとてもきれいに咲いています。別コラムでも紹介していますが秋の回遊式庭園「星渓園」の紅葉(11月あたり)は、熊谷市内で指折りの名所です。
冬場においては、冷たく強い北風(赤城おろし)が吹くとともに朝は氷点下まで冷え込む日も多く1月の平均最低気温は-0.7℃となっている。これは、夜間でも季節風が収まらず、放射冷却になりにくいからである。