3.環境保全に向けた取り組み
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 第2ページでは、化石燃料による火力発電が引き起こ
す環境問題を紹介しましたが、そうした問題に対して
取り組まれている、再生可能エネルギーを利用した発
電方法があります。
 これには主に5種類あります。1つは水力発電。水力
発電は、古くからある日本の発電方法として、高度な
技術が確立されています。水力を使うので、温室効果
ガスの排出や、資源の枯渇といった心配がありませ
ん。しかし、多くの水量や、落差が必要となるので発
電所の立地条件としては中々厳しいものがあります。
 2つ目が風力発電です。こちらも水力発電と同様に、
温室効果ガスの排出や資源の枯渇の心配がありませ
ん。ただ、デメリットとして「安定性」の面で弱い部
分があります。一定量の風が吹いていないと発電がで
きず、また台風などで風が強すぎる場合も危険ですの
で発電ができません。そのため、毎日同じ量の電力を
供給するのは難しいと言えるでしょう。

 さて、残りの3つは次ページ以降にまとめています。
興味のある方はぜひご覧になってください。

バイオマス発電(p.5)

太陽光発電(p.6)

地熱発電(p.7)