サイプレスNo.119
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🅠採用時のミスマッチ防止について(学校→企業への質問)採用時ミスマッチ防止についての取り組みについてお聞かせください。【意見交換会】 続いて、出席された学校・企業の順に自己紹介を行い、事前アンケートに寄せられた質問を基に活発な意見交換が行われました。(Q&Aの記載内容は抜粋です)17●中野会長の挨拶により開会いたしました。本日はお忙しい中、本交流会にご参加いただきありがとうございます。昨今は大変厳しい採用環境であります。企業側における新卒採用の課題は色々ありますが、例えば従来に比べて母集団形成が十分にできない等の意見も多く聞きます。一方で学生側の就職の決め手は「自分の希望と合っている企業と感じた」とか「会社、職場の雰囲気が感じられた」「仕事の内容がイメージできた」というような意見が多く、よりリアルな職場環境や入社後の働き方がイメージできることが重要であると思います。企業としては採用時に自社の求める人物像を明確にした上で、学生とよくコミュニケーションを取って入社後の自分をイメージしてもらうことが大切ですし、また企業として人に対する投資の取組等の積極的な開示も益々重要であると思われます。いずれにしましても、日本の労働市場が大きく変化している今、本日のような学校と企業が一堂に会して自由に意見交換できる機会は本当に貴重だと思います。本交流会を益々意義のあるものにして参りたいと思いますので、是非ともよろしくお願い申し上げます。●鈴木求人教育部会長より挨拶がありました。協会会員である学校や企業に、例年よりも多く集まっていただけました。人材に対する重要性がますます高まっていると感じています。昨今、学生からのIT人気が高まっていますので、企業側も受け入れられるよう大きな取組などをしています。今後も安心して学生の皆さまを送り出してほしいと考えていますので、学校関係者の皆さまも引き続きよろしくお願いします。1. 採用時のミスマッチについて2. 利用媒体について3. 適性検査について4. 入社後の配属、部署異動について5. インターンシップ三省合意について1. 新型コロナ禍後の学生について2. 4年制大学以外の学校での就職スケジュールについて3. 通年採用について4. 説明会やインターンシップ等について5. IT関連の授業や資格取得についてA.㈽ どんなにスキルがあってもIT業界に興味がなければ続かない。そのため、採用面談でその点をよく確認するようにしている。A.㈽ 学生と企業の価値観がマッチするかどうかを考えている。A.㈽ 従来の採用スケジュールでは上手くいかず、通年採用を実施している。A.㈽ LIVE配信型の会社説明会、カジュアル面談の実施等、お互いを知っていく機会を増やしてミスマッチ防止策を講じている。 学校→企業への質問企業→学校への質問

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