サイプレスVol.98
19/44
―人間がAIをツールとして使う社会 ―AIの得意分野は人間の不得意分野(膨大なデータ分析など) 人間の得意分野はAIの不得意分野(社会的常識など) ⇒ 人間とAIが得意分野を補い合い強調して問題解決 ○ 「AI人材像」 ⑴ AIリテラシー(エンドユーザ) ⑵ AIビジネス人材 ⑶ AIエンジニア ⑷ AI研究者○ 求められるAI人材の知識・技能(「人材育成タスクフォース」2017.3) ⑴ 人工知能技術 ・人工知能技術の先導的知識 -知能情報学(機械学習、自然言語処理) ~考える -知覚情報学(コンピュータビジョン、音声情報処理) ~見る・聴く ―知能ロボティクス ~動く ・人工知能技術の基盤的知識・関連知識 -推論、探索、知識表現、オントロジー、エージェントなど -認知科学、脳科学、感性・心理 ⑵ コンピュータサイエンス ・コンピュータサイエンスの知識 -アルゴリズムとデータ構造、データベース -アーキテクチャ、ネットワーク、IoTなど ・プログラミング技術 ⑶ 人工知能技術の活用 ・汎用的能力 -価値ある問題を見つける(創り出す)能力 -見つけた問題を定式化し、問題解決の道筋を示す能力 ・ドメイン知識・ターゲット分野の知識 -ものづくり、モビリティ、健康・医療・介護、インフラ、農業、サイエンス、防災・防犯、スマートコミュニティ・エネルギー、学習、横断的な課題(情報セキュリティ、ウェッブ、サービス等)<結びに> 人間(人類)にしか持つことができない究極のものは何か? 「人間の自由」「精神的価値」・・・ =愛、自由、生きがい、感性、感動、文化、社会・・・ これからの人間(人類)は、 自らの価値観と個性、能力を磨き、社会の中で「自分らしい生き方」「社会への貢献」を全うしていくことが最も大切ではないだろうか? 次代を担う若者へのメッセージ・・・vol. 9817
元のページ
../index.html#19