サイプレスVol.98
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「3.オーナーシップ(当事者意識)が持てること」  言われたことをやる、言われなかったからやらないではなく、ビジネスアライメントを理解した後、次にやるべきことを自ら見出し、それをどんどん試していきたいという意識があるかどうかも重要。「4.組織へ良いインパクトを与えられるか」  つまり組織に新しい人材が入った場合、彼らを指導し、組織により良い貢献ができるように導くことが出来るかどうかです。自分自身のスキルを組織に貢献するだけではなく、他の人たちも助けることができると、組織全体が成長するのです。「5.自立できるか」  これは当事者意識を持つことに似ていますが、少しだけ違うのは、誰かにチェックされなくても仕事ができるか、ということです。何か課題を与えられたとして、マネージャーが1週間出張で出かけたとしても、きちんと想定時間内に結果を出すことができるかというスキルです。 2018年7月6日 「人工知能(AI)の可能性と未来社会」講師:岡本 比呂志氏(中央情報専門学校)Agenda1.AIとは何か2.AIで変わる産業と雇用3.AIと協働する未来社会へ<参考文献>○ THE FUTURE OF EMPLOYMENT:HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION  Carl Benedikt Frey and Michael A.Osborne  September 17,2013 ○ 松尾 豊 『人工知能は人間を超えるか~ディープラーニングの先にあるもの』       (KADOKAWA/中経出版 2015.3)○ 井上智洋 『人工知能と経済の未来~2030年雇用大崩壊~』(文藝春秋 2016.7)○ 野村直之 『人工知能が変える仕事の未来』(日本経済新聞出版社 2016.11)○ 野村直之 『最強のAI活用術』(日経BP社 2017.12)○ 佐々木伸 『人工知能(AI)と職業教育の未来』(講演 2017.1)○ 政府 「人工知能技術戦略会議」『人材育成タスクフォース最終取りまとめ』(2017.3) ○ 冨山和彦 『AI経営で会社は甦る』(2017.3)○ IPA 『AI白書2017~人工知能がもたらす技術の革新と社会の変貌』(2017.7)○ 森一将 川合美香 『ビッグデータ利活用論』(富士通FOM 2017.11)○ 山田誠二 『人工知能AIの現在と変わる社会、ビジネス』(講演 2018.2)○ 新井紀子 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社 2018.2)○ 八木康史 『AI人材育成のための教育プログラム』(人工知能学会誌№33 2018.5)1.人工知能とは何か○ 人工知能AI(Articial Intelligence)とは  ―「(人間並みの)知的な処理をコンピュータ上に実現する技術」(山田誠二 前人工知能学会長)○ 「強いAI」(Strong AI)と「弱いAI」(Weak AI)  ―強いAI:人間と同等の知能を目指す~「汎用型AI」   ―弱いAI:人間をサポートする知的システム~「特化型AI」○ AIは将来、人類の知能を超えるか?  ―シンギュラリティ(Singularity)論 14vol. 98

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