サイプレスVol.98
10/44

 3)益々グローバル化し世界的な競争の激化   広い視野を持ち、適格な企業戦略(常にPDCAを回す)と技術を持つことが必須である。 4)技術者不足   当面不足するが、IT技術変革がIT技術者にも影響してくる。ITSSレベル1程度の技術者はそれ程多くは必要とされなくなると推定する。 将来像:社会基盤としてのICTは将来とも成長する産業である。  ITが中核になり自動車産業をはじめ各産業界の変革が進み、IT活用により新たな産業の可能性が益々拡大する。IT技術者は社会を変革するリーダー的存在になると思われる。<終わりに> 情報サービス産業に関する一部企業を含め概観してきましたが、今回の授業をきっかけに  1)将来どのような仕事をしたいのか  2)そのためにはどのような情報を入手し  3)自分自身が注力すべきことはないか  を考えてほしい。 2018年6月1日 「銀行におけるコンピュータ活用の変遷」講師:石井 進氏(埼玉県情報サービス産業協会会長)  ここ数年コンピュータ技術の発展は目覚ましく、技術的にはそう遠くない将来、思考能力が人間を超える可能性が叫ばれています。 本日は銀行におけるコンピュータ活用についてご紹介させていただきますが、加えて将来のコンピュータの在り方について、その光と影について私なりに感じていることを交えお話させていただきます。 コンピュータは労働人口の減少に伴う様々な産業の衰退を、人的労働力に代わり補完するとともに、その正確性や迅速性により高い付加価値を生み出す重要なツールとして成長していることは皆さんもご承知の通りでございます。 現在我が国ではIT関連企業が3万社、従業員が100万人、年間売上高が20兆円を超え、上場企業も337社と全産業分野で2番目となる中核産業に成長しており、国の経済を支える重要な社会インフラとしての役割を担っています。写真集・歌集・句集・画集・小説・自分史・エッセイなどあなただけの1冊を創ります〒336-0021 さいたま市南区別所3-1-10  0120・161092 http://www.kanto-t.jp8vol. 98

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る