サイプレスVol.97
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ビジネス部会㈱フジミック埼玉 遠藤 文男2018年5月30日~6月2日長崎県IoT視察研修 ビジネスアリーナ2018では、IoT特別コーナーとして『Whatʼs IoT ~ 新しいビジネスのヒントがここに ~』をテーマに各社のIoTに関する展示を行い、300名を超える方々にお立ちより頂き大成功に終えることができました。引き続きIoTに関しての研究を進めるために、先進的に取り組みを行っている『変なホテル ハウステンボス』や『南島原IoTコンソーシアム⎝農業IT研究所⎠』等を視察しましたので報告致します。❖変なホテル ハウステンボス  昨今、メディアでもよく取り上げられている先進技術を導入した『変なホテル ハウステンボス』。ハウステンボス株式会社 変なホテル事業開発室 総支配人の大江岳世志 様を訪問し、コンセプトや今後の展開についてお聞きしました。 ホテルの入り口に入るとすぐにあの有名なフロントがあります。 一番左側の受付には最新型の機種が配置されており、操作パネルが空間に浮いて見えているようで、タッチ操作も空中に指をかざして操作する仕組みになっていました。操作は音声認識にも対応しており、「受付は20秒」をうたっています。操作に慣れれば20秒で完了するほど簡単なチェックインでしたが、“慣れる”までのリピートが必要では?と感じました。  各部屋のルームキーは顔認証となっていて入室時に宿泊者カードをかざして顔登録をすれば、滞在期間中はキーを持たずに出入りができますのでキーの紛失やキーを部屋に残したまま外出してロックされてしまう心配もありません。vol. 9723

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