サイプレス Vol.96
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できる(3)デモで利用したロジック・各ロジックの記述としては、Javaではなく.Netに近い・ExcelApplicationScopeを使う事でExcelファイルを開いて操作する事ができる・ExcelApplicationScopeを終えたタイミングでExcelは自動で保存される・変数を定義する事ができるので、Excelの行番号を変数に設定し、フローチャートによる繰り返しやシーケンス内によるdo-whileなどを利用する事でExcel表の行単位に処理を記述する事ができる・ReadCellといった命令で指定したセルの内容を読み取る事ができ、変数に読み取った値を格納する事ができる・ifを扱えるので、変数に格納した値の判定ができ、TRUE、FALSEに応じ、別のセルに判定結果を設定できる(4)山村氏の事例・複数のHPにて、内容の更新が行われたか確認し、更新したページを判定した⇒Excelにチェック対象のURLを記載し、各URLを開き、ページをHTMLで保存し、前回保存したHTMLと比較するもの(5)RPAに対する質問など・外部接続、例えばGoogleドライブにアクセスし、保存しているファイルの更新などできるのか⇒人の操作でできる事は定義さえすればできる Googleの起動、ログインといった事を定義する・拡張機能は後から追加する事ができ、IE以外のブラウザや、DBなどが扱えるようになる・クライアント型とサーバ型の違いはなにか⇒現状では、クライアント型はクライアントで完結し、個人の業務を改善するもの サーバ型はロボットを一元管理し、会社としての業務全体を改善するもの、という認識でいる・野良ロボットが問題になりつつある⇒ExcelVBAでも同様のことが言えるが、詳しい人が作成し、属人的なロボットとなり、会社の資産として管理されていないため、他の人ではメンテナンスが難しい・VBAでも同様の事ができると思うが、RPAにするメリットはなにか⇒アプリケーションの横断はRPAの強みであり、VBAを知らない人でも作成でき、プログラムを記述していくわけではないので、個性がでにくいvol. 9621

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