サイプレス Vol.96
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⇒数値の時系列データなどのシーケンシャルデータのパターンを認識するように設計されたニューラルネットワークのモデル(5)自動応答botの作成ステップ・Step1:会話データセットを収集・Step2:日本語解析処理‥分解して数値化⇒MeCabを使用した形態素解析・Step3:ニューラルネットワークへの入力・Step4:実行(6)実機による実演・PCは2009年製、CPU1コア、メモリ4GB・青空文庫「銭形平次捕り物帳」から会話データを取り出す・URLを指定すると「」の中身を抜いてくる、質問と応答の組み合わせも作成・MeCabに文章を入れると細かく分割される、それを学習させる・実演:PythonでMeCabを呼び形態素分析を行い、そのままTensorFlowに入れ込み、スラックでbotを動かす(7)どう動く?・学習した語り口に近い回答となる想定・使い道はヘルプデスクなど⃝··············································································································································⃝開催日時:2018年2月21日(水) 16:00 ~ 17:30場  所:AGS株式会社参加者:鬼澤喜一、井本貴志、山村栄治、小林裕一郎(順不同、敬称略)⃝··············································································································································⃝1.内容・『ニューラルネットワーク』(発表者:株式会社デジタルイノベーション井本貴志氏)(1)人口ニューロン・ニューラルネットワークの大きな特徴:人工ニューロンは単純な仕組みだが、それを多数組み合わせる事で複雑な関数近似を行う事ができる・普通の自動運転とは違うものが出来る⇒田植えコンバイン⇒人工関節(2)ニューラルネットワークの利点・複雑な関数近似をしなければ分類や回帰ができない場合・従来の機械学習の限界解決・データに法則性がなく、複雑な関数近似をしなければ分類できない場合⇒株価予想:上海市場の混乱・複雑な表現や認識ができない⇒犬と猫の違い・色彩識別機や光学識別機の限界vol. 9619

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