サイプレス Vol.96
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システム技術部会活動報告平成29年12月~平成30年3月はじめに「働き方改革」という言葉が浸透し、皆様の職場でも取り組みを行っている事と思います。特に長時間労働の対策については、普段行っている作業の効率化を図り、いかに生産性を上げるかに掛っています。この効率化、生産性向上に向け話題となっているシステムに「RPA」があります。「RPA」とは、Robotic Process Automationの略称で、「ロボットによる作業自動化」を行うツールになります。これは、「毎日、同じ書類からデータを作成している」とか「単純作業だけどデータ量が多い」など、同じ作業の繰り返しや大量データの処理に力を発揮します。判断ロジックを組み込む事で、人が行っている事と変わらない作業を「RPA」が短時間に行い、作業の効率化が図れます。 当部会でも「RPA」に関するディスカッションが増え、3月の部会では、RPAに取り組んでいるメンバーがデモンストレーションを行い、どの様なシーンで利用が可能かディスカッションを行いました。「RPA」を含め当部会のテーマや活動内容に興味のある方は、仮参加でも構いませんので、ぜひ1度見に来てください。そしてぜひメンバーとなって頂き、新技術に対する熱い思いを語ってください。当部会メンバーは会社の中では最も多忙な方ばかりです。しかし、どんなに忙しくとも月半日だけは参加して、他社で同じ様な環境で頑張っている人達と熱いディスカッションをしたい、それを出来る場所がSISIAにある… それを実現するのが我々の夢です。SISIAの会員企業の社員で、当部会のテーマに関心がある方はSISIA事務局迄ご連絡ください。ご参加をお待ちしています。⃝··············································································································································⃝開催日時:2017年12月20日(水) 16:00 ~ 17:30場  所:AGS株式会社参加者:鬼澤喜一、後藤拓、山村栄治、小林裕一郎(順不同、敬称略)⃝··············································································································································⃝1.内容・『機械学習の実験 ~TensorFlowを使ってみる~』(発表者:株式会社ソルパック 後藤拓氏)(1)TensorFlowとは・Googleが開発しオープンソースで公開している・機械学習に用いるためのソフトウェアライブラリ(2)AI、機械学習を理解するために・「わかったつもり」にしかならない・どうせ「つもり」なら有名どころを使ってみよう・言語はCやRuby、Python(3)自動応答botを作ってみる・botとは⇒インターネットにてタスクを自動で繰り返すプログラム・自動応答botとは⇒SNSのようなサービス(4)自動応答bot作成モデル・質問に対し適切な応答を返す⇒RNNモデル・RNNの考え方18vol. 96

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