サイプレス Vol.95
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激されている。IT業界のイメージにあまり悪いイメージはない。IT系の学校だが、ここ近年、入学する学生が増えてきている傾向にある。SEに対するイメージが変わってきているのではないかと思う。 🅠 IT希望学生を増加させるために行っていることについてA㈽ すぐ手元に情報が届くなどはITが支えていると伝えている。理系や専門の学生にはIT=プログラミングは見えているが、その先のSE等は見えていないため、顧客とコミュニケーションを取ることによって、顧客の求めるシステムを構築すると伝えている。また、文系学生の表現力がSEには重要な能力であることを伝え、ITに目を向けてもらえるようにしている。A㈽ 理系・専卒だけではなく、文系の学生にも目を向けている。自分が付いていけるかが最初の質問で出てくるがSEとして一人前になるためのキャリアについて話している。文系でも仕事に対して情熱を持てるように伝えている。 🅠 文系大学の学生がIT企業目指すときの学校および企業のアドバイスについてA㈻� IT企業を目指す学生から自分にできるか不安と耳にする。文系のコミュニケーション能力を求めている等、IT企業の人事から聞いた話を伝えている。A㈻� スキルは持ち合わせている学生は少ないが、聞く力が必要だと指導している。コミュニケーション能力へと繋がっていると思う。A㈽ 文系理系で採用を決めていない。文系でも可能性はあるので気にせず受けてほしい。A㈽ ものの考え方は人によって違うので、柔軟な発想が出来る方が向いていると話している。技術は経験で身に付くので、人間として、コミュニケーションなど人の話を聴く、真摯に向かい合うことができる人を求めていると伝えている。 🅠 情報産業が求める人材像、能力等についてA㈽ 広い好奇心をもって技術を常に磨いていくことが大切。作業ではなく、自分が与えられた仕事に対する責任感を持つことも大切。また、語学力が非常に重要になってくる。柔軟な思考や共感性を持つことが付加価値になっていく。A㈽ 生産性や品質を先に求められ、ITが嫌われるところかと考えている。理系的な仕事が得意な方、文系的な仕事が得意な方といるので、それぞれ得意な仕事をしていってもらえればよい。仕事にもいろいろなタイプがあるので、理系文系関係ない。 🅠 福利厚生や柔軟な働き方、労働環境改善・改革についてA㈻� 学生は働き方改革を意識している。現在の若者は定時に帰れる等、メリハリを求めている。福利厚生がしっかりしているところを選んでいる傾向。A㈻� 福利厚生や給与について重視。人間関係も気にしているため、社内の雰囲気を伝えてほしい。A㈽ 残業やフレックス、有給休暇等、真摯に受け止めて取り組むことが一番重要。管理者がやるべきことをやっている会社、部下をしっかり見守っている会社でないと言葉倒れとなり、働き方改革の実施はできないと感じる。全ての部署に一律の目標を持たせても実現不可能なので、現状を踏まえて、目標を立てるべきである。管理者が組織部員を見ている会社が学生に響くのではないか。A㈽ 会社全体で残業等働き方について伝えることで努力している。 🅠 IT企業での女性の活躍や女子学生が抱くイメージ等についてA㈽ 女性がしっかり働けるのは技術のあるIT系の仕事だと思いIT系の仕事を選んだ。今、育児休暇等が取れるのは、女性の先輩方がしっかり働けると形で示してくれたため。男女関係なく働くことが出来ている。このバトンを次の世代へどのように社会に溶け込ませていくか考えている。男女関係なく技術を持って仕事をしていきたい。A㈽ 残業が多い、理系の職業というイメージはある。ハードルを高く感じている学生が多い。手に職を付けたい、長く働きたいと考えている学生が多いのも事実。ITだと産休等で休んでももう一回チャレンジができると言ったイメージがあるよvol. 9517

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