サイプレス Vol.93
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開催日時:2017年3月17日(金)16:00~17:30場所:株式会社ソルパック参加者:鬼澤喜一、徳澄範光、山村栄治、小杉智、鈴木元気(順不同、敬称略)1.内容�『CPS全社生産効率の向上』(発表者:株式会社ソルパック鬼澤喜一氏)⑴CPSとは何か・CustomerPlanningSessionの略称で、IBM社で開発された問題解決手法である・企業の経営目標や各種プロジェクトに対し目標達成、業務遂行の問題点やニーズを分析し、解決策としての業務改善計画を確立、推進していく手法である⑵CPSの目的・計画の確立・参加者全員の意思疎通・プランニング技法の取得・管理者の育成⑶CPSの進め方・開催調整として、目的、テーマ、メンバー、事務局の選出を行なう・プリセッションを開催し、主旨・CPSの説明を行い、問題点のアンケートを行なう・事務局にて問題点のアンケートの分析を行なう・セッションを開催し、CPSを実施する(セッションは複数回行なう)・CPS結果報告会を行い、問題に対する解決策を共有する⑷セッションの特徴・真剣討議、創造性、両方通行、共通理解、計画遂行責任、セッションリーダによる運営-通常の会議では一方通行、集団責任不明制度になりがち・二進法的理論(YES/NO)、賛否の論拠・簡潔、適語表現、テーマをスリップせず集中・全員の合意、対案無ければ賛成・マイプランの作成⑸CPSの効果・意思疎通がはかれ、共通認識、共有の方向性を示せた・計画技法、会議の運営方法が参考になった・長期計画の骨子ができた・目標、問題点、改善策などが整理、計画できた⑹質疑応答・解決策はシステムに結びつかなくてもよいか-業務の解決策とシステムによる解決策にわかれる恣意的にシステムによる解決策に寄せる事はしない・アウトプットは何になるのか-問題に対する解決策や、いつまでに誰が何をやるかのマイプランがアウトプットになる・セッションリーダは業界知識が必要か-コンサルではなく、カウンセリングに近いのである程度の知識でよい解決策はお客様側になるため、それを引き出す・給料が安い等、どうしようも無い解決策でもよいのか-解決策はどうしようも無いものでも出来る範囲で考える最終的な決定は上の人が行なう・部門単位のセッションは行わないのか-全体セッションのみ行い、その場で宿題として、いつまでに部門内、部門間で話をさせ、最終的に個々の解決策の整合性をあわせる・問題点のアンケートの回答が膨大になった場合、全部やるのか-期間もあるので、優先度大のものだけをやるなどする他の回答に対するCPSはお客様側でやってもらう23vol.93

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