サイプレス Vol.91
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〈平成28年10月~12月〉〈平成28年10月~12月〉システム技術部会活 動 報 告活 動 報 告はじめにみなさんの周りではスマートフォンに向かって話しをしている方を見かけませんか?電話しているのかと思うとスマートフォン自体に話しかけている人も多くなっています。iPhoneのSiriやGoogleなど人間の話しかけた言葉を理解し言葉で返事を返してきます。同音異議の多い日本語で、文脈から適切な言葉を選択する。これこそ身近なAIだと思います。この先、いろいろな機械が耳を持ち、人は話しかけるだけで動かす事のできる世の中がやってきそうです。我々IT業界でも、マイクに向かって話しかけるだけで、自動的にプログラミングされシステムが出来上がってくるような未来が来るかもしれません。今年度テーマは「AI、ITの近未来」です。毎回、有意義で熱いディスカッションを繰り広げていますが、本誌の活動報告だけでは、部会の雰囲気が伝わらないと思います。部会のテーマに興味のある方は、仮参加でも構いませんので、ぜひ部会に参加してみてください。当部会メンバーは会社の中では最も多忙な方ばかりです。しかし、どんなに忙しくとも月半日だけは参加して、他社で同じ様な環境で頑張っている人達と熱いディスカッションをしたい、それを出来る場所がSISIAにある…それを実現するのが我々の夢です。SISIAの会員企業の社員で、当部会のテーマに関心がある方はSISIA事務局迄ご連絡ください。ご参加をお待ちしています。開催日時:2016年10月18日(火)16:00~17:20場所:AGS株式会社参加者:鬼澤喜一、小林裕一郎、後藤拓(順不同、敬称略)1.内容『IoT、AI、ロボットに関する経産省の施策について』(発表者:AGS小林裕一郎氏)・AIの非連続的進化が急速に進展している。・IoTが進化することにより、現実空間とサイバー空間の境界が曖昧になってきている。・現在、「新産業構造部会」と「IoT推進コンソーシアム」という2つの団体が立ち上がっている。「新産業構造部会」IoT、AIなどの技術革新を踏まえて、近未来社会のあるべき姿を検討し、未来像の共有を推進する。「IoT推進コンソーシアム」IoTに関連した、民間・ベンチャーなどのチャレンジを支援し、同時に必要な規制改革、規格形成を推進する。この2つのグループの横断的な協力により、あらゆる産業分野での革新的産業モデルを創出することを目標としている。⇒大企業だけでなく、中小企業や学生でも革新的なアイデアがあればそれを実現化するチャンスがある。2.次月開催予定(1)日時:2016年11月15日(火)(2)場所:AGS株式会社(3)発表者:蓼科情報山村様38vol.91

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