サイプレス Vol.91
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●●●●●●●●●●●●�������������������������������������������������������������������������������������富士通NewZealand事業所富士通様は、オセアニア地域に事業所が11か所あり(オーストラリア8事業所・ニュージーランド3事業所)、従業員数は約4,200人で(ニュージーランド約700名)、売上規模は約1,000億円(ニュージーランド約130億円)とのことでした。事業内容は、オセアニア地域における情報処理システム、アプリケーション開発及び販売、運用管理・サポート、ハードウェア保守、ネットワーク機器販売、データセンタサービスなどが主な事業とのことでした。Managingdirector(取締役)のStuartStitt様他2名に、ニュージーランドのIT分野だけでなく、雇用状況や交通事情など様々な情報をプレゼンテーションして頂き、その後の質疑応答にも一つ一つ親切丁寧で分かりやすく説明して頂き、予定時間を大幅に超過してしまいました。以下、主な質疑応答・ユニット別売上は、アプリケーション15%、マネージメントインフラ55%、プラットフォーム30%・最大顧客は国防省で、連邦政府・州政府に顧客多数ありITインフラサービスなどを提供・システムエンジニアの年収は凡そ3,500千円で、一般社員には殆ど残業がない・交通手段は乗用車が主体となるため、営業担当者には一人一台の専用車を用意ニュージーランド視察報告2016年10月4日から11日までの8日間、ニュージーランド国において視察研修を実施しました。参加者は、小川会長、会員企業等、総勢13名が参加し、南北の両島を訪れ、現状を幅広く学ぶことができました。ニュージーランドは人口が日本の約3.5%、国土面積は日本の約4分の3しかない国ですが、第1次産業が経済を担う主要産業であってどの視察先もスケールが非常に大きいという印象です。また、美しい自然がそのまま残されています。海、川、湖は護岸整備されておらず、岸辺はほとんど自然そのままで、非常に美しいです。まずは、ニュージーランド最大の都市オークランドを紹介いたします。オークランドの人口は約140万人、街には日本の食料品を売っている店もありますし、日本食レストランや日本人バーもあります。ニュージーランドというと、日本より物価が安いというイメージでしたが、住宅や人件費の高騰で日本よりも高くなっており、特に不動産は投資の対象となっているとのことです。一方、野菜や果物などの農産物や酪農製品などは日本に比べてまだ安いと感じられます。しかし、魚介類などシーフード全般は高い感じがしました。オークランドでは、本視察のメインでありますニュージーランドICTの現状をお伝えします。26vol.91

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