サイプレス Vol.89
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波の高さからこれ以上ないという安全対策をした結果、稼働中だった2基の原子炉は即時に停止、地震、津波による被害もほとんどなく地域住民の避難所となりました。仮定の事ですが、福島の原発もこれだけの安全対策をとっていたら防げたかもしれません。その後、仙台駅から帰路につき大宮で解散となりました。被災地の印象は地域も広大で被害も甚大だったため、多数のダンプカー、重機を動員してあたっておりますが土木建築作業員の不足、高齢化問題もあり復興にはあと何十年かかるのかと思いました。なお、本旅行出発直前には熊本で大地震があり、これを書いている時もまだなお余震が続いております。我が国は地震、台風、火山爆発、津波等の自然災害から逃げることはできず、いざという時に備えて、水、食料、テント等の避難対策及びガソリンは常に満タン状態にすることが重要だとつくづく痛感した次第です。<写真提供:東北電力女川原子力発電所>23vol.89

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