サイプレス Vol.88
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⑶BANKの将来像・歴史上、インターネット以来2回目の変革期ではないか?-ビッグデータを活用出来るかが鍵・日本ではインターネットバンキングの拡張としてスタートするのではないか?・審査の変化(無担保無保証事業計画不要)が起こるのではないか?・メガバンクの住宅ローンなどから始まるのではないか・既存の電子マネーに銀行の口座を載せていくのが入りやすいのではないか?・店舗戦略が変わってくるだろう・銀行本体との連携が難しいだろう⑷関連の法律・刑法/通貨及証券模造取締法/資金決済に関する法律/出資法など法律を多数修正する必要がある・外から持ち込まれることなどにも対応しなければならない・乗り越えなければならないことは山積している⑸まとめ・日本ではどれくらい実行されているのか?-テーマパークからスタートしているが閉鎖的・大波が来そうだから、防波堤を作ってしまったということ-国内の話は全て銀行の話・ビッグデータと言っているが、そもそもデータを揃えるメソッドが無いのではないか?-商業地域においては、月報などから拾うが、精度は怪しい・現行の電子マネーのデータをまとめるのが良いのではないだろうか?・銀行が入らないと駄目だろうと思う開催日時:2016年3月15日(火)16:00~17:20場所:AGS株式会社参加者:鬼澤喜一、後藤拓、小林裕一郎(順不同、敬称略)1.内容�『社内ファイルサーバのクラウド化』(発表者:株式会社ソルパック後藤拓氏)⑴移行までの経緯・3年前から移行したいと考えていた・既存システムにトラブルが多く、計画停電後に機器故障で半日業務停止もあった・ADのセカンダリもうまく動いていなかった・ストレージコストは検討当初、月々20万程度だったが今は5万程度になった⑵構成・ADのマスタはクラウドに置かずそのまま社内に設置・経費精算システムはこれから移行する-WebSphereのまま移行すると200万円ほどかかるそのためApache&Tomcatに切り替えて移行したい-現行OSが古くSSLバージョン等の理由でクロームからアクセス出来ない・管理者としてはADの冗長化ができて耐障害性が上がったのでうれしい・トラフィックと障害の関係でADを2拠点に置いた・社外からファイルサーバに入れるようになった⑶AWSでのサーバ構築・ストレージ容量は現行1.2TBだったが、移行後は2TBとなった・今回の仕組みでは、ファイルサーバ以外のサーバを構成するディスクはほぼ無料・個人ユースレベルは無料だが企業ユースとなると無料部分だけでは収まらない⑷移行作業&障害・移行サーバ整理-個人ファイルや同じもの(パッチ等)が多くあった-整理前は1.2TBを使い切る状況であったが、整理後800GB程度になった23vol.88

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