サイプレス Vol.87
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⑹啓蒙活動・意識、リテラシーの向上が必要-セキュリティ通信の発信⑺まとめ・ISMS活動を継続することは大変である・しかし、自分の行った証跡が残っていると便利なことが多い-情報の保護、漏えい防止以外にも効果がある、かも?・ISOの通りに行っていると整合性も取れている・やはり運用は人間なので、みんなの意識が向上すれば良いと思う開催日時:2015年10年8日(木)16:00~17:30場所:AGS株式会社参加者:鬼澤喜一、井本貴志、小林裕一郎、一戸英男、木林佑亮、小杉智(順不同、敬称略)1.内容・『ネットワークとコンピュータの進化環境の変化の考察日本はこれからどこへ行く?』(発表者:ネットマーベラス株式会社一戸英男氏)⑴はじめに・コンピュータの進化はメインフレームが引っ張っていった-カシオの電卓の貢献が大きかった-しかし失ったものがたくさんある・人間の作業がコンピュータに置き換わり、人の手が必要でなくなってきた⑵仕事の変化・ブルーカラーの仕事がFAによって無くなっていった・どうしても人手を使う作業は、21世紀以降海外へ出されるようになった・後進国はいずれ先進国の形を繰り返す-結果、後進国の人件費が上がる⑶後進国が先進国から技術移転すると・大公害が発生する(PM2.5など)・経済バブルが発生する(日本のバブルに近い)-土地が上がり、金利が上がる-結果、一般の人がものを買えなくなる・さらに給料が高騰するため日本企業は中国から撤退-1500社ほど減った・中国は破綻寸前になっている・バブルの崩壊は何も解決していない⑷その時、先進国日本は!・中国を諦め、次の後進国を探している・次のオフショアターゲットはミャンマー-同じことを繰り返している・国内ではブルーワークは減っているが、ホワイトカラーの仕事は増えている・建設現場ではブルーワーカーが足りない(大震災の復旧に回されている)・年配層と若年層の人口のバランスが悪い・IT技術はデバイス通信系の技術移転が特に若年層へ出来ていない・ここを担うのがインド/台湾/中国だろう・若年層の企業定着が薄れている⑸海外はどうだろう?・韓国の失業率は3.9%日本とあまり変わらない-しかし若年層は10%を超えている-中国は4.9%・韓国の優秀な人材が日本に来て就職しているケースが増えている⑹失業率の比較・ドイツは難民受け入れ前が良くない-イタリアは相当悪い・ドイツはギリシャの債務も引き受けているので今後が大変・ヨーロッパは全体的に悪い⑺その他色々な影響・シェールオイルが原因で石油が高騰から下落している・難民問題は大きい-難民を引き入れると税金がかかる・日本も実は難民を受け入れている・アメリカのデフォルトはだいぶ危ない⑻日本は現状安泰に見えるが、しかし・オリンピックのある2020年までは大丈夫44vol.87

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