サイプレス Vol.87
19/64

平成27年10月8日、大宮サンパレスにて毎年恒例となりました「学校と企業の就職交流会」が開催され、学校から19校、企業から18社が参加しました。当日は交流会と懇親会の二部構成で行われ、第一部の交流会では埼玉県内(近郊含む)の学校と会員企業により、採用に関する積極的で前向きな意見交換が行われました。第二部の立食パーティーでは、和やかな雰囲気の中で活発な交流が図られました。交流会は関東図書株式会社の相木氏、AGS株式会社の小森氏の司会により、小川会長の挨拶によって開会しました。小川会長からは、マイナンバー制度施行をきっかけとして、今後はITが社会の主役となり、大きく飛躍していくことが想定されるが、一方で、今年から就職のスケジュールが変わり、学校、企業ともに対応に苦労している状況であるため、率直な意見交換により本会を有意義な時間として頂くよう、お願い頂きました。鈴木部会長からは、今年から“人”というキーワードで求人・教育部会が発足していることを踏まえ、18年間続いている当交流会にて、より一層幅広い視点で情報交換、発信を行い、引き続き優秀な人材を地元のIT業界へ送り出して頂けるよう、活発な意見交換をお願い頂きました。続いて、出席された学校・企業の順に自己紹介を行い、事前アンケートに寄せられた質問を基にした意見交換に移りました。意見交換の概要を以下に記述します。QIT業界の動向と雇用状況についてA㈽マイナンバー関連の案件や、金融、流通製造業界を中心としたシステム更改等、堅調にIT投資は進んでいるが、時代とともに新しい技術やサービスが増えている中で良い人材を集めていくためには、新しいビジネス展開を図っていくことが重要だと考えている。ITは生活のインフラとして社会に浸透しており、ICTをキーワードに、社会に貢献する思いを持つ学生を求めている。Qスケジュール後ろ倒しによる今年の採用活動への影響についてA㈽大手に引っ張られて、内々定の保留や内定の辞退が相次いだ。大手が2次・3次募集を行っている段階では返事を待って欲しいと言う学生が多かった印象。「大手を狙っている」と言ってもらえれば、企業側としてそれなりの対応ができたと思う。Q来年への対策についてA㈻予定よりも早く内々定を出す企業が多かったため、学生が一気に活動を始めてしまって企学校と企業の就職交流会学校と企業の就職交流会日時:2015年10月8日(木)第一部:15時~17時第二部17時~18時30分場所:大宮サンパレス17vol.87

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です