サイプレス Vol.82
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平成26年7月24日(木)に大宮ソニックシティにて平成26年度第一回『ビジネス交流会』を開催致しました。今回の交流会では、『公開特許』についてじっくりお話を聞くことができました。『公開特許』という言葉を聞くと、特許情報を幅広く世間に公開して利用していいよ、ということは容易に想像できますが、公開特許という存在そのものを知らなければ活用にも至りません。また、特許の存在を知り、何かしらのアイデアが浮かんだ場合でも、製品化を進めるにあたり、どこに対してどういう手続きをしなければならないか、特許使用料はどれくらいなのか等々が解らないという方々がほとんどではないでしょうか。さらに、製品化する際にはデモ用の試作品の作成や実際の製品の量産化など初期費用も必要になりますので、いよいよ一般の企業(もしかしたら個人も)にとって敷居が高いことになりそうです。今回はそのような手順などを埼玉県産業技術総合センター副センター長鈴木康之様よりお話いただきました。鈴木様は仕事柄、埼玉県内の中小企業の活性化に向けて様々な活動をされていますが、『特許を公開している企業』については、名前が挙がっただけでも富士通、ソニー、NHK、日産、…など幅広く情報を集め、かつそれらの企業の知財部門に直接アプローチされています。具体的には、富士通様の公開特許より3点抽出し、Webにて広く製品化のアイデアを募集し、企業(群)にて製品化の投げかけをしています。3点のうち1つは既に製品化に取り掛かっており、その他2点についても募集中であるとのことでした。紙幅の関係で詳しい手順は載せることはできませんが、どんな特許があるのかなどの情報や製品化のアイデアが浮かぶようでしたら、埼玉県産業技術総合センター様が相談に乗ってくれると思います。問合せはビジネス部会ビジネス交流会開催ビジネス部会ビジネス交流会開催ビジネス部会ビジネス交流会担当浅井純次、清水秀昭埼玉県産業技術総合センター副センター長鈴木康之様富士通株式会社法務・コンプライアンス・知的財産本部ビジネス開発部マネージャー広瀬勇一様18vol.82

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