サイプレス Vol.82
12/36

������������������������������������������������2014年6月27日『職業とキャリアを考える』講師:岡本比呂志理事の成長予測)②クラウドコンピューティング市場(市場規模3,500億円への成長予測)③ビッグデータ市場(BI)(市場規模1,600億円への成長予測)④モバイルコンピューティング市場(スマホ&タブレット)(市場規模350億円への成長予測)<大企業(日本IBM)に勤務し、30年間で感じたこと>①外資系企業は厳しく会社の業績が悪いと『リストラ』もあるが、個人個人が努力してSkillを身に付ければ、職位もどんどん上がり、給与も上がり、楽しい面も多い。②『成果主義』が明確で、競争は激しいが楽しかった。今後日本においても『成果主義』がもっともっと重要になってきます。③『人材育成計画』が優れており「エントリーレベル」「ミドルレベル」「ハイレベル」へと一歩一歩昇進して行きます。年齢よりも、能力や成果に比例します。④『ビジネス・コンダクト・ガイドライン』により法律、倫理規範を守り、社会やお客様との良好な関係を保ち、信頼される人間としての正しい生き方が学べます。<中堅中小企業(株式会社ソルパック)を起業し、18年間で感じたこと>①何故起業したか!サラリーマンを卒業し「BusinessOwner」となり、全企業の99.7%にあたる中堅中小企業のためにIT改革を実施し、中堅中小企業から感謝され、社会貢献をしたかった!②中堅中小企業経営のKeyPoint!倒産の危機は「資金繰り」です。大きな投資による資金繰りの悪化、また不況による資金繰りの悪化が時々発生します。このため、重要なことは利益の一部を必ず毎年毎年貯めておくことです。③IT業界の変遷に対応した「得意技の創造」!IT業界も時代の流れと共に変化しています。衰退分野から成長分野に常に舵を取り、「得意技の創造」が重要です。大変難しい目標ですが、日夜努力し「得意技の創造」を目指すのです。④「チャレンジ精神」と「インターネットの利用」で中堅中小企業でも大企業に勝てる!中堅中小企業でも充分大企業に勝てます。大きな分野で大きな勝利を狙わず、小さな分野(ニッチな分野)で大きな勝利を狙うことが重要です。また、「インターネット」を必ず利用することです。中堅中小企業でもSkillさえ強くなれば、大企業に勝てるチャンスはあります。<おわりに>私は学生時代、成績はあまり良くなかったです。しかし、誰よりも高い夢を持って、いつかは必ず世の中に役立つ人間になりたいと思っていました。現在、71歳ですが、毎日素晴らしい感動の人生を送らせてもらっています。「起業」で一番大切なのは、使命感です。「世の中を良くしよう」「お客様の問題点を解決してあげよう」「どうすれば低価格・高品質・短納期で良い製品ができるのか」等の使命感です。夢を高く持って一生懸命努力すれば大丈夫です。楽しい時間をありがとうございました!(1)経営とは何か・経営の目的、定義・経営理念(ミッション・ビジョン・ゴール)と経営戦略・会社経営と学校経営・経営の対象(顧客、人事、業務プロセス、財務、情報)・経営者とは=「意思決定業」「環境適応業」・経営者に必要な資質(洞察力、先見性、構想力、誠実、決断力、リーダーシップ、社交的、創造性、好奇心、数字に強い、金銭感覚、まじめでよく働く、粘り、度胸、チャレンジ精神、楽天的等)10vol.82

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です