サイプレスNo.123
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うvol. 123るように指導している。学生は単位取得の条件としていることが多い5日間以上のインターンシップに参加するのか、多くの企業を経験するために短期のインターンシップに参加するのか考えを巡らせていると思われる。専門学校では2年制が多数を占めるため、インターンシップの開始は早くても12月からという意見であった。企業側からはインターンシップの開催方法についての発言が多くあり、1Dayから5日間を超える日程など自社の特徴を活かし開催されている様子が伺えた。各テーマで出た意見は次の通り(抜粋)【学校側】・必修としており90%の学生が参加している・3年時に1週間のインターンシップで単位取得可としている・用直結型のインターンを希望している学生が多い・2年制のコースだと夏は入学して数カ月、インターンシップ参加者はほぼいない・インターンシップは1dayの参加が多数【企業側】・タイプ3(5日間)実施(夏休み期間 1回)20名ほど受け入れ・2週間のインターンシップを実施していたが応募者が減り開催方法を見直し・オープンカンパニー(1日)、キャリア教育型(2日)で実施・春休み、夏休みを利用し2,3週間程度で受け入れている②後半 「就職活動早期化における対応について」学校側からは就職活動は早期化というより長期化しているといった意見が聞かれ、早々に内々定をもらった学生の困惑や、学校側では対応を早めたり対応が追い付つかず苦心している状況が伺えた。早期化に伴い早くから就職活動に動き出す学生とのんびりと構える学生の二極化が進んでいるが、学校では学生に対し就活の流れが変わってきていることを早めに伝え、企業に目を向けあたりから活動を開始し本格的には3月もしくは2年生の1学期からという発言が多数を占めた。いる様子が伺えたが、早期選考が必ずしも採用に結び付いていない状況もあり、内々定を出した後の対応に苦慮している様子が伺えた。【学校側】・早期化というより長期化している傾向にあ・1社キープしても継続している学生もいる GW~7月頃まで就活が継続している・3月までに内定は推奨。授業・ゼミに専念で・早期化が進むと学業がおろそかになってしま・2年制は4月~7月が、メインとなる就活時【企業側】・夏期インターンシップ参加者など早期選考を・早期に開始しないと目標としている採用人数・11月に企業研究など業者を絡めて実施し、・10月に内々定を出し回答を3月まで待った開催後に収集したアンケートからは、今回の進行について好意的な意見が多く寄せられた。学校と企業が近い距離で、多くの方々と活発な意見交換ができたことが双方の満足度を上げたことに繋がった。一方で、会場の設営などから声が聞き取りにくいなどの声も寄せられ改善を必要とする貴重な意見も頂けた。次回に向けて参考にさせていただきたい。専門学校では2年制ということもあり、1月企業側では早期化に伴い早期選考を実施して各テーマで出た意見は次の通り(抜粋)り、ヤマが作れないきる期となる実施しているを達成できない早期選考を行ったが、他社に行ってしまった以上204.開催後のアンケートより

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