今回の就職交流会はこれまでの進行を大きく見直し、学校と企業が4つのグループに分かれ、事前アンケートから両者で関心の高かった2つのテーマについて意見交換する手法で実施した。各グループには部会から進行役を2名配置し、意見交換を活発、かつスムーズに進行させるための対策をとった。また、多くの参加者と意見交換できるように、後半のテーマが開始される前に、企業側が別のグループに席を移動し、前半のグループとは異なるグループで意見交換できるように配慮した。意見交換のテーマは、アンケート結果に基づき次の2点とした。休憩をはさみ前半と後半に分け実施した。前半 「インターンシップの実施状況について」後半 「就職活動早期化における対応について」それぞれのテーマについて35分間の時間を設けて開始された。4つのグループ編成により参加いただいた方々の発言機会が増え、昨年とは異なり活発な意見交換が行われた。意見交換の概要は次の通り。①前半 「インターンシップの実施状況について」あり、参加する学生も増加傾向であることが伺えた。学校側からはインターンシップは定着しつつ●中野会長の挨拶により開会いたしました。皆さん、こんにちは。本日はお忙しい中、本交流会にご参加いただきありがとうございます。採用活動は年々厳しさを増しており、この環境の変化を企業側はしっかりと検証し、学生のニーズに合った採用チャネルなどの準備をしていかなければならないと強く感じています。日本の労働市場環境は大きく変化していますが、企業側はこの状況をしっかりと見続けていかなければなりません。その様ななか、学校の皆様と企業が一堂に会して、自由に意見交換ができる機会というのは本当に貴重な機会だと思っております。本日は教育現場から見た学生さんの考え方、動向など聞かせていただければ幸いです。本日は、よろしくお願いいたします。●エクレス(株)鈴木部会長より挨拶がありました。今回はこれまでご参加して頂いた方にはわかるかもしれませんが、一昨年、昨年からの座席レイアウトを大きく変更し、テーブル形式のレイアウトにしました。これはIT業界にいる当協会として、自らトランスフォーメーションを進める試みとなります。採用及び就職活動については日頃よりお力をお借りしていますが、本日もぜひ皆様のお力で本会を成功に導いていただければと考えています。長丁場ではありますが、よろしくお願いいたします。総合司会から今回の就職交流会の進行について説明があった。19vol. 1231.意見交換会の進行2.意見交換のテーマ3.意見交換
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