サイプレスNo.122
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・学科プロジェクト学科ビジネスデザイン学科日本語本科埼玉県新座市東北(志木駅)アプリ・制作学科デジタルクリエイター学科デザイン学科電子機器組込みソフトウェア学科ビジネス起業経営学科営業マネジメント学科国際観光・通訳ガイド学科東京都豊島区高田(高田馬場駅) 長年IT企業に勤務していた職業経験と留学生教育の経験、さらにはAIデジタル研究所所長としての研究を踏まえて、IT・AIビジネスの成長を歴史的に捉え、新しい経済社会システムが形成されつつあるマクロなトレンドをテーマに、講義しました。〔1〕 現在、2つの革命が進展している その第1は第4次産業革命であり、第2は第4次情報革命であることを、歴史的に説明し、複眼的視点が必要なことを強調しました。〔2〕 3度のパラダイムシフト ICT業界は最も技術革新が激しい業界であり、技術革新の原理や法則が根本的に変わるパラダイムシフトを3回も繰り返していることを、説明しました。まず第1のパラダイムシフトであるパソコンの急成長と先駆的なパソコン開発者の特性を明らかにしました。 続いて第2のパラダイムシフトであるインターネット革命の急拡大を、利用人口の推移として明示しました。〔3〕 第4次産業革命を支える I T 革命の最新動向 そのIT革命を、5つにまとめ、説明しました。 第1は、情報ネットワークの世界的広がりとしてのインターネット革命、 第2は、クラウドコンピューティング、第3は、インダストリー4.0 第4は、モバイル・ウェラブルの浸透、第5は、この革命のコアとなる人工知能〔4〕 DX・AI・ITビジネスの成長と各ビジネスの関係 マクロな市場動向として、国内DXとAIビジネスが高成長する予測を提示しました。 それに対し、ITサービス市場は安定成長が見込まれると予測しましたが、ITエンジニアが不足していることを指摘し、併せてIT・AI・DXの密接な関係を図で示し説明しました。 特に、直近でAIシステムがあらゆる産業と業務で展開されつつあることを表で示しました。〔5〕 新しい経済システムの形成 ものづくり・エネルギー生産による産業資本主義経済システムが、20世紀後半からのICT産業の発展により、データ・情報・知識創造が主導する「知識資本主義経済システム」 へと転換したことを時系列で説明し、「情報」や「知識」の経済財としての特性を明らかにしました。 そしてインターネット革命により、企業・消費者間の関係は大逆転し、4つの特性を持つ知識資本主義経2024年6月14日 IT・AIビジネスの成長と新しい社会システムの成長講師:堀切 達也氏(学校法人中央情報学園)文部科学大臣認定「職業実践専門課程」IT、AI、ビジネス。産業界の求める人材を育成!学校法人中央情報学園11

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