サイプレスNo.115
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2 さて昨年は様々な意味で歴史の転換点を思わせる一年でした。 即ち未だ終息を見ないコロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻とその長期化、世界的に広がるインフレーション等々、後世の人々が2020年前後からの数年間を振り返って、時代の大きな曲がり角であったと評価するのかも知れません。 そんな変化に満ちた激動の時代に企業が勝ち残って行くためには、これまで以上に「情報」や「IT」への投資が重要性を増してくるものと思われます。 地元企業の様々なニーズや課題に的確にお応えするため、私ども協会の役割も一段と重いものになると考えています。 本年2月に開催される「彩の国ビジネスアリーナ2023」はリアルとリモートのハイブリッド開催となり、新たなビジネスシーズの発掘や企業同士のビジネスマッチングの場としての期待値はより高まるものと予想されます。 また1月に入賞者への表彰式が予定されております、「彩の国さいたまICTコンテスト」では今回も様々なそして質の高い作品が寄せられ、各部門で鎬を削ることとなりました。 当協会が果たしてきた人材育成や地域情報化推進、調査研究などの諸事業を引く続き地道に確りと進化させながら取り組み、地域社会や地元企業に丁寧に情報発信してゆくことで、先行き不確かな時代を乗り越えてゆくヒントを一つでも多くお示しできるのではないか、そのように考えております。 今年は卯年です。「飛躍」や「向上」を象徴する干支として親しまれ、新しいことに挑戦するのに最適な年であると言われています。 また株式相場では「卯は跳ねる」との格言もあり、景気の回復や好転が見られる縁起の良い年とされています。 皆さまにとりまして令和5年が素晴らしい年となりますよう心よりご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 新年あけましておめでとうございます。 清々しい心持ちで新たな年をお迎えのことと拝察いたします。本年も従前にも増して埼玉県情報サービス産業協会の諸活動に力を注いで参りたいと意を強くしております。 どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。公益社団法人 埼玉県情報サービス産業協会会長  原  俊 樹新年のご挨拶 

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