サイプレスNo.115
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🅠通年採用に向けての学校の取り組み・指どのような相談内容が多くどのように指導されているか導について現在の状況をお聞かせください・学生はどのような企業に内定を決めているのかを説明している。 インターンシップに1社以上参加している学生が増加しているが、業種・職種を知るためにもより積極的に参加してほしいと感じている。A 4学部のうち2学部はインターンシップが成果授業として含まれており、2年生は必ず経験している。成果授業に含まれない2学部に対しては、インターンシップを公募型として参加を促している。また、3年生になる前に保護者に対してインターンシップの説明会を実施している。A 過去はほぼ全員がインターンシップに参加していた時期もあるが、現在は学生への事前面談を設け、参加者が3~4割ほどとなっている。インターンシップに参加する学生には、事前指導を実施している。🅠・学生がインターンシップに参加する目的を把握されていたら教えてくださいA 大学としても優秀な人材を企業に就職させたいという目標を持っているため、インターンシップの参加には前向きになっているが、学生への指導は行っておらず、各々の判断に任せている。🅠近年の学生の就職活動についてA 専門学校での2年間を経て社会人になるためか、社会に出るための準備が足りていない印象がある。自ら企業に出向く等、学生の背中を押す指導を心がけている。A 文系女子大学ですが、入学時には目的意識がない学生が多い印象を持っている。 就職活動が始まってから、少しずつ就職に向けた意識が高まっていると感じる。 学生の面接、履歴書等を見ているがすぐに正解を知りたがる学生が多い。 SNS等で就職活動関係の記事が多くあり、記事に書かれていることをそのまま記載する学生が増加しており、自分で考えて動く学生が少ない印象。 今までの進路に関しても自分で考えてきていなかったのか、就職活動では自分で考える様に学校側からのサポートを心掛けている。A 学校の特色としてスポーツ系や美術系の学部においては、自分のペースで物事を進める学生が多いため、企業の採用状況等の情報を学校側でまとめている。A 求人票だけだと企業側の採用状況が把握できない部分があり、企業側の発信によって採用活動の現状を知る事が多い。 通年採用に向けては学校側で夏が過ぎる頃に採用活動を継続している企業を確認する様にしている。🅠学生が企業に期待していることA 学生との面談の中では内定の決め手として「やりがい」という回答が多い。 次に福利厚生や給料面を見ている学生が多い。 給料面に関しては高い方がいいが、残業が多いのは敬遠している印象がある。 本校の特色かもしれないが、関東県内で働きたいと考えている学生が多い。A 研修制度を確認している学生が多い。また、「安定」を求めている学生が多い。 選考過程が全てオンラインだけだと不安になる学生も多く、会社の雰囲気を知ってもらうためにも現地での会社案内や対面選考を企業側で実施してほしい。🅠学生が就職活動で情報収集するツールについてSNS,ダイレクトリクルーティングの利用状況等についてお聞かせくださいA 学内ガイダンスの中でマイナビ、リクナビは情報ツールとして紹介している。A 学内では求人検索ナビをアナウンスしている。 学生が自ら動いてSNSで収集している様子で、誤った情報を入手して、活動をしている学生もいる。A SNSで調べている学生も多い。企業側でもTwitterやInstagramでエントリーを求めることがある。SNSだけでは企業の雰囲気がわからないと悩んでいる学生もいるため、学生にはOBOG22

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