サイプレスNo.115
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(3)学習環境保全機能〇アプリを起動するとスマホは学習モードになる。①メールやLINEなどのSNSの通知はOFF②電話は連続2回まではメッセージ返答。3回目につな③アプリ起動中は、本アプリ以外のアプリは起動するこ④緊急地震速報やエリアメールなどは通知される。→他者からの干渉を防ぎ、学習に集中させるがる。→三顧の礼機能とができない。→スマホ機能による誘惑をブロック→とはいえ、命に係わる情報は保証される発想転換少数の隣人と絆を深めるためのアプリ少数の隣人と絆を深めるためのアプリ友だちを増やすのではなく、友だちを増やすのではなく、プロフィールを埋めてログイン2~3人のご近所ユーザーと2~3人のご近所ユーザーと運命的(強制的)にフレンドが形成される運命的(強制的)にフレンドが形成される相手が限定的に固定され日々シンプルなコミュニケーションでつながり(絆)を感じていられる位置情報をもとにしたアプリ側のアルゴリズムによってフレンドの追加・削除が気軽にできないよう一定の条件を設けるvol.115孤独にさせないSNS【AcSerend】3.機能1スケジューラー機能提案するアプリ(基幹機能)※位置情報はユーザー同士には公開されません この度は優秀賞の授与、誠にありがとうございます。賞をいただいたアイデアは、本コンテストにのぞむにあたり日本および埼玉県の社会課題とひたすら向き合うことで形になりました。普段の生活では身の回りの小さな課題と対峙することは多々あれど、マクロな視点で社会課題を考える機会を持つことは少なく、今回の資料を作り上げる過程で、自身にとって多くの直接的・間接的な学びがありました。同時に今回のアイデアにとどまらず複数のアイデア着想もあり、今後も提案の機会を図っていきたいと思います。 また、在籍の専門学校ではプログラミングの勉強をしています。今回はアイデア部門での参加でしたが、本来は、アイデアをしっかりとプログラムとして動くよう制作していくことが目標です。今回の受賞により今後のアプリ開発のモチベーションが一段と大きくなりました。改めて今回の授与ありがとうございました。 中学校の教員として、また中学生の子を持つ親として、中学生のスマホとの付き合い方は大きな課題であり、心配の種となっています。令和の現代では、そのマイナス面にだけ目を向けて使用に制限をかけるより、プラス面を最大限に生かす使用方法を模索することが求められていると実感しています。 そこで、学習支援を行えるスマホアプリができないものかと考えました。特にタブレットなどのICT機器を使用しない、いわゆる従来型の学習方法をスマホで支援することができれば、学習効率は向上すると考え、この「すたあぷ」に至りました。本来であれば、すたあぷ起動中のスマホ使用制限などの機能は、自制によって制限するべきことですが、なかなかスマホの誘惑に勝てない中学生のために組み込んだ機能でもあります。 学校教育の現場でも、家庭学習においてもICT機器が日常のように使用されているデジタルネイティブ世代において、学習とスマホが上手に共存できることを願っています。11  優秀賞 アイデア部門 高校・専門・大学の部「アクセレンド」友だちを増やさないSNSアプリが偶然つながる絆を加速させ健康な高齢社会をつくる  最優秀賞 アイデア部門 一般の部中学生のための家庭学習管理アプリ「すたあぷ」早稲田文理専門学校 石川 遼吉川市立吉川中学校寺嶋 謙一

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