サイプレスNo.114
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vol.1142022年4月22日 第一部 講師:㈱ソルパック 代表取締役CEO 藤田 洋一郎氏「日本企業の99%を占めているのは、実は中堅中小企業。中堅中小企業にとって何億円もかかる基幹システムの導入は、コスト的、労力的にもハードルの高いものです。業種、機能を絞り込み、パッケージやクラウド・AI・RPAなどを利用して『低価格・高品質・短納期』を実現し、お客様へより良いシステムをご提供しております。新卒から成長した若手社員がソルパックの成長に繋がっています。高い志を持ち、皆様から「ありがとう」と言われる会社を目指しています。学生にとって「就職とは」何かを考えてもらうことから講義を始めました。働くことを、マズローの5段階説+1になぞらえ、・ 生理的・安全欲求→ RiceWork (ご飯を食べて生きていくためだけの仕事)・ 愛情・承認欲求→ LikeWork(集団に所属し、愛情の中でお客様や同僚やビジネスパートナーに認められた仕事)・ 自己実現・自己超越→ LifeWork(自己の能力を発揮し、その力でお客様への利益を実現し、それが自分のやりがいとなっている仕事)今後ビジネスパーソンとして、このようなステップアップして行ける仕事と出会うことが重要であり、IT情報産業にはこのようなチャンスがたくさんある。現在の日本の課題は成長率であり、アメリカや中国の成長をけん引しているのがIT情報産業である。アメリカのベンチャー型プラットフォマーのGAFAM の2021年1-3月期の売上構成比から、それぞれの会社がどのうなプラットフォームを作り、そこからどのように収益を上げているかについて説明をしました。また。このGAFAMの出現によって、なくなっていった企業や業界について考えました。最後に、これからのIT情報産業にはまだまだチャンスがあり、若い学生には新しいビジネスを創り出すチャンスがある。GAFAM、テスラやSOFTBANK、楽天、サイバーエージェントなどの創業者が20代30代で起業し、世界中を動かいしていることを伝え、これから就職していくために必要なスキルは、スペシャリス2本年も、埼玉大学工学部情報工学科にて、提携講座「情報と職業」を実施いたしました。今年で16回目の講座開講となります。今年は協会から5名の講師を派遣し、情報業界に限らず、広く職業とは何かについて講義しました。講義は金曜日の9・10時限(16:20〜17:50)に行われました。日程4月22日藤田 洋一郎氏(株式会社ソルパック)5月 6日西岡 和也氏(株式会社アーベルソフト)5月27日渡邊 泰博氏(パシフィックシステム株式会社)6月10日鈴木 良雄氏(エレクス株式会社)7月15日岡本 比呂志氏(学校法人中央情報学園)担当講師埼玉大学提携講座「情報と職業」

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