11【第一章】企業概要 自己紹介。鈴木良雄 牡牛座、B型、さいたま市南区在住。 趣味はネットサーフィン、プログラミング、ゴルフ。 この業界に入ったきっかけはPCがまだ高額で、自作する事が多かった時代、その基本ソフトウェアを作り面白さを知った。「コンピュータの時代になる」となぜだか直感して自分の仕事に。27歳で独立し不安はあったものの若さが勝り成功する確信だけがあった。世はバブル経済崩壊の真っ只中、コストカットでダウンサイジングが進みUNIXをマスターしていた自分には追い風となった。【第二章】情報産業 IT業界で働くとはどういうことか。ITは特別なものと考えられてきたが、この数年で一般の企業でも積極的にエンジンニアの採用を行うようになっている。社会構造の変化によるものだが、事業にITを用いる事がの実現に向けた人間の努力こそが、変革のキーであり、デジタルトランスフォーメーションを支えると、信じて疑いません。本日は、私がそう思う根拠を、私の経験値をお話ししながら、少しでも皆さんに伝わるように心がけて取り組みました。 今回は、顔が見えないオンライン会議なので、皆さんの反応が確認できなかったことが残念でした。 社会に飛び込む前に知っておいて欲しいことを、先に社会に出て、且つ、社会人として経験を積んだ実績値をもとに経験も踏まえて伝えました。 これから学生の皆さんが飛び込もうとしている社会では、正解がない時代と言われています。正解があって、100点とることを目指した、それが目指すべき姿であった今までの勉強とは違うということです。 稼いだ人が正解の時代ではなくなっている価値観の変化、競争社会で一番を目指すだけが価値Value、勝ちWinではないのがこれからなのです。 失敗がもたらすもの、失敗耐力こそが活力になると思っており、その大切さを感じてもらえたら嬉しく思います。 共に創る、共創の時代と言われていて、業種、業態などのこれまでの常識の枠を越えて新しいものを生み出すこと、生み出してこそ価値が高まると言われる時代です。 社会をよくする志が大切で、ITにはこれからの社会を動かせる力があり、学生時代にITテクノロジーを学ぶ専攻課程を経ていなくとも、大切なのは人間力なので、これを聴講した学生さんが、ITまたIT業界に少しでも関心を持ってもらえれば、幸甚です。 これからの私たちに求められていることは、「解を探すのではなく、作り出せる人財に」なることだと思います。「変化の激しい不確実な時代では、正解のない世界を創造していくことになりますが、逆に言えば、未来の可能性は無限に広がっています。ネットに書かれたことを探すのではなく、何が問題なのかを自ら問いかけ、仲間とともに考え抜き、解を見つけながら前に進む力を学生さんには身につけて欲しいと切に思います。社会に出て、フレッシュで斬新なアイデアで、社会を新たなステージに導いてくれることを期待値として締めさせていただきます。 現在事業としてシステムインテグレーター、クラウドソリューションプロバイダーの2点。サービスとしてシステム構築、Web支援、ソフトウェアテスト、ITサービスを行っている。 ITサービスで現在注力している技術は、ブロックチェーンとハイブリッドクラウドである。2021年7月9日 講師:鈴木 良雄氏(エレクス株式会社)
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