サイプレスNo.107
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 「瞳に映る背景を削除する」では、IT、ICTが身近になったことで起こるようになったデジタル犯罪への対抗策をパワーポイントにまとめました。 「ICTを用いた架け橋」では、音を視覚化することにより聴覚障害を持つ人でも安全性が保たれるメガネ型デバイスを。 前者は、実際に瞳に映る背景を、普段の瞳と遜色なく、尚且つ背景を綺麗に削除する方法を擬似的に試すことに注力しました。実際に被害の多いSNS等に組み込めるように、アルゴリズム数種類と、それぞれの特徴についても調べています。 後者は、取り組んだチームの身近に聴覚障害を持つ人がおらず、起こるであろう問題を想定するのに苦労しました。ですが、その分、聴覚に障害のある人だけでなく、どんな人が使用してもより安全性を高められる設計になっています。 人助けするICTと技術の悪用によっておこる犯罪を抑止するICT。どちらもIT技術の発展によって生まれたものです。ITを使う私たちが、活かす使い方を考え、選択することが重要だと感じました。  厚生労働省 埼玉労働局長賞/最優秀賞 アイデア部門 高校・専門・大学の部日本工学院八王子専門学校永谷 啓登、榎本 陸、遠藤 大輝手島 豪、長沼 朋樹、山城 勇次ICTを用いた架け橋  総務省 関東総合通信局長賞/優秀賞 アイデア部門 高校・専門・大学の部日本工学院八王子専門学校永谷 啓登、手島 豪、長沼 朋樹瞳に映る背景を削除するICTvol.1079

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