サイプレスVol.101
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ビジネス部会矢吹 武重 理事埼玉県企画財政部山口参与との意見交換会開催報告 埼玉県情報システム課の申し入れにより実施することとなったAI/IoTに関する合同企画の準備会が令和元年6月5日(水)開催されました。 出席者は埼玉県企画財政部山口参与と産業労働部商業・サービス産業支援課石橋主事、埼情協より副会長をはじめとする24名で行われました。 本会議は埼玉県と埼情協で、AI/IoTに関してコラボレーションを実行するにあたって、どのように進めていくのかその方針を決めることが目的です。まずは全体で目的(主旨)の認識を合わせてから、事務局となる座長・3副座長の選抜を自薦、他薦で行いました。その結果及びコメントは以下の通りです。座 長:蓼科情報株式会社 井上裕文(コメント:結果を出していきたい。)副座長:パシフィックシステム株式会社 若尾誠吾(コメント:企画提案WGでなかなかうまくすすめられていなかったので、この取組みをうまく活用していきたい。)副座長:AGS株式会社 尾竹愼一(コメント:身近なとこから活用できていけたらよいと思う。)副座長:AGS株式会社 小林裕一郎(コメント:システム技術部会に持ちかえり、検討してさらに良い物にしながら、この会に役立てていきたい。) 新座長のもと、まずは埼玉県山口参与からの情報提供(講演)を行っていただきました。 内容は昨年度のビジネスアリーナにおいて講演いただいたものをブラッシュアップしていただきました。以下に講演の概要を記します。□県のAI/IoTというスマート社会へ向けた取組みとして、それらの取組みを強化するために新しい会議体を作った。今後はこの会議体を中心としてAI/IoTに関する県の取組みを進めていき具体的な事業を進めていくこととなった。□シンギュラリティという言葉があるが、われわれの取り組みは遠い視点ではなくて、実用化という視点である。今ある技術を使ってどのように行政や住民サービス、県内産業の振興に役立てていけるかという視点で取り組んでいる。□埼玉県においてAIの取組みをやろうと言い出したのが一昨年だが、そのときにいろいろなベンダーから話を聞いているが、AIの技術進化は早いと思う。一昨年聞いた話を昨年聞いた話と今年聞く話とだいぶ違っている。非常に日進月歩で進んでおり、自動運転ひとつとっても2004年にそんなものできるわけないというものが2010年にGoogleが作ってしまったとか、このスピードは最近さらに加速化されていると思う。□AIやデータサイエンティストといわれるこの分26vol. 101

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