盆栽の種類

どんな種類?

盆栽の種類は、大きく二種類に分けられます。

松柏盆栽 (しょうはくぼんさい) は、葉っぱのとがった盆栽で、例は松です。
雑木盆栽 (ぞうきぼんさい) は、葉っぱの平らな盆栽で、例は紅葉です。


☝松柏盆栽

☝雑木盆栽

盆栽の形

盆栽の形は、まっすぐ幹が伸びている 直幹 (ちょっかん) や、幹が模様描くように曲がっている 模様木 (もようぎ) があります。

数本を寄せている 寄せ植え (よせうえ) と、崖のふちに育つ様子を表した樹形の 懸崖 (けんがい) もあります。

☝直幹

☝模様木

☝寄せ植え

☝懸崖

盆栽の鑑賞の仕方

見方は、根っこを見て、幹から、360度広がっているのがいいです。葉っぱは、季節を楽しむことができます。

しゃがんで少し下から見上げると壮大さが感じられます。

松柏盆栽などの古い木は幹や枝の一部が枯れて元の形を残すことがあります。
枯れた枝の部分はジン(神)、枯れた幹の部分はシャリ(舎利)と呼びます。生きている部分は水吸いといいます。

白く枯れたジンシャリの部分と、生きている水吸いの部分があることで、生と死が混在する自然の魅力が感じられます。