ます。 このウイルスに感染すると、ユーザーの写真や仕事の書類な ど、大事なデータファイルを暗号化したうえで、身代金として 300ドル分のビットコインをユーザーに要求しました。身代金 要求の文面には、3 日が経過すると要求金額が 2 倍になり、7 日が過ぎても支払いがなければ暗号化されたファイルが削除 される。といった趣旨の文章が表示されます。 右下の写真がWannaCryの感染画面です。 被害者の不安を煽るために、赤色ベースで作られています。 |
なランサムウェアと比べて特に 危険なのは、Windows コンピュ ータに存在する既知の脆弱性を 悪用してランダムに攻撃をしか け、企業ネットワーク上で拡散 する機能を持っていたためで す。感染させるためにメールを 送り付けてユーザーにクリック させたりすることなく、利用者 が何もアクションしなくても感 染することが大きな特徴でし た。 |
うことです。ランサムウェアのページにも書いてありますが、 現金やクレジットカードではなく、ビットコインを要求する理 由は、警察などから履歴を追われて身元が判明する可能性が 低いからです。 ロシア・ウクライナ・インド・台湾の四か国が特に被害が多か ったそうです。 このウイルスによる被害金額は不明。 |