「ソウギョ・ハクレンの自然産卵場所」って???
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「ソウギョ・ハクレンの自然産卵場所」については栗橋町の資料から紹介します。
ソウギョ、アオウオ、ハクレン、コクレンは中国大陸原産のコイ科の淡水魚で、古来中国では食材として養殖されたそうです。
いずれも体長が1メートル程になり、ソウギョ・アオウオは大きなコイ、ハクレン・コクレンは目が下の方についていて太った鮭といったおもむきだそうです。
確かに目の前で跳ねたやつは、ボクくらいの大きさだったよ。
以前はもっと上流、妻沼町あたりが自然産卵場所だったらしいんだけど、利根大堰ができて行く手がさえぎられ、栗橋付近になったということです。
この場所選びも、産卵からふ化までの時間を稼ぐために必要な川の長さや水温、流量、カムフラージュのための濁りなどの条件を満たす必要があり、利根川が適しているようです。
そうそう、言い忘れましたが、彼らは霞ヶ浦や北浦に生息しています。栗橋まで約100Kmの距離をさかのぼってきて産卵しているということです。
栗橋町では、観光協会の産卵日当てクイズや写真展などのイベントの他、「お魚なんでも質問箱」という勉強会も催しています。
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dec/1996 Midori Kaneko.