サイプレスNo.119
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2新年早々から能登半島地震や羽田空港での航空機事故と大変な災害が発生いたしました。お亡くなりになられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、様々な形で被害に遭われた方々に謹んでお見舞いを申し上げます。また、被災地域の皆様の安全の確保を心よりお祈りいたします。昨年は新型コロナウィルスの5類移行後、サービス消費の拡大やインバウンド需要の回復など様々な社会経済活動も正常化をして参りました。一方でロシアによるウクライナ侵攻は未だ出口が見えず、中東情勢も紛争が激化するなど国際社会における不安定な状況は続いており、エネルギーや食料品など世界のサプライチェーンへの影響も継続しております。そうした中、AIやIOT技術の進化、クラウドコンピューティングの利用拡大などITの利活用やDX推進はさらにその進展が加速し、私たちの社会生活やビジネスにますます影響を及ぼすとともにサイバー攻撃等のリスクも増大し、セキュリティ対策の重要性も浮き彫りとなってきております。そのような状況下、地域や地元企業等のITに関わる様々なニーズや課題にお応えするため当協会の役割も重要性が増してくるものと思われます。協会におきましては、「地域情報化推進事業」「人材育成事業」「産学官交流事業」等の各事業活動における様々な取組みを発展的に強化継続していくことを通じて、地域経済の活性化やIT人材の育成など地域社会への貢献を果たして参りたいと考えております。今年の干支、辰年は「活力」と「情熱」を象徴する年と言われ、新たな挑戦や目標に向けて前進するエネルギーにあふれた年とされています。皆様にとりまして令和6年が実りある年となりますよう心よりご祈念申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。本年も埼玉県情報サービス産業協会の諸活動に力を注いで参りたいと存じます。引き続きご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。公益社団法人 埼玉県情報サービス産業協会会長  中 野 真 治新年のご挨拶

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