サイプレスNo.119
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🅠新型コロナ禍後の学生について🅠通年採用について🅠説明会やインターンシップ等について(企業→学校への質問)学生が説明会やインターンシップ等で企業に期待していることや求めているもの、また内定承諾を決める要素をお聞かせください。🅠4年制大学以外の学校での就職スケジュールについて(企業→学校への質問)4年制大学以外の学校での就職スケジュールは、4年制とは異なる特徴はどのような点か、また企業側へ配慮してもらいたいことをお聞かせください。A.㈻ 24卒学生は高校3年生終わりからコロナ禍で、大学での入学式もなく、1年半オンライン授業が続き、サークル、アルバイトができなかったため、大人(教員も含む)との接点が少ない。A.㈻ 気質に特に大きな変化はないが、オンライン授業がメインの時期にキャリアセンターで対面イベントを実施したところ、参加率が減少した。対面のハードルが上がっている可能性がある。A.㈻ オンライン授業が多かったためか、大人しい学生が多い印象がある。対面を面倒だと感じる学生が多い。A.㈻ 学生の気質変化の要因はコロナ禍だけではない。少子化が進み、大学受験も推薦入試のみで一般入試の経験がない学生も多い。そうした競争がない環境下で、コロナ禍になり人との接し方、関わり方に不慣れな学生気質が生じている。A.㈻ 2年課程のため、1年次からインターンシップ参加は難しい。就活スケジュールは大きく変わらず、1年次10~12月から面談、年明けから就職活動が始まる。オンライン選考では表面に出ないような個性を伝えづらいと感じている。A.㈻ 2年制のため、入学時から就職を意識するのは難しい。昨年から就職意識を高めるために1年次9月から就職ガイダンス実施。各学部の専門性に合わせた企業に講演依頼している。感度が高い学生はインターンシップを意識しているため、就活スケジュールの動きが早い。A.㈻ 4年制大学と短大だと、採用スケジュールに違いがある。1年生後期から就職支援講座を実施した。夏休みにインターシップ参加する短大生は少なく、短大対象のインターンシップ自体も少ない。A.㈻ 通年採用への対応は特になし。卒業直前まで決まっていない学生に向け個別対応している。また、9月卒業学生への就職斡旋を行っている。A.㈻ 通年採用への対応は特になし。企業から情報を得た場合、まだ内定が決まっていない学生へ案内している。夏以降も求人票などの情報を適宜案内してもらえると、まだ決まっていない学生へ案内ができる。A.㈻ インターンシップでは先輩社員と同じ業務に携われると、学生は適性を判断しやすい。仕事の大変さなどインターンシップを通じて学びの場として提供してほしいと考えている。  学生が重視しているのは内定者フォローで、内定者交流会など学生に寄り添った対応を企業がすることにより不安解消や親近感がわき、学生の決定打になりやすい。A.㈻ 会社の業務内容はわかるが、自分の働いているイメージが想像しにくい場合が多い。1day仕事体験に行くことで、さまざまな企業と接点を持つように指導している。  学生は安心、安定を求めている。配属・勤務地が決まっていると安心できる要素となる。A.㈻ 業界業種に興味を持っているかを確認する機会、入社後のミスマッチを防ぐための機会として考えている。出来るだけ長い期間実施してもらえると、学生が業界やミスマッチなどを判断しやすくなる。  内定承諾の決め手は親の意向で決定すること19(企業→学校への質問)新型コロナ下(2024.3卒業・2025.3卒業)をへた学生の気質等の変化をお聞かせください。(企業→学校への質問)通年採用に向けてどのようなお考えなのか、また一括採用と区別して指導や取り組まれていることをお聞かせください。

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