サイプレス Vol.91
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ベトナム視察1.ハノイ経済発展中のベトナムの首都、ハノイを訪問してまいりました。ベトナムは、東南アジアのインドシナ半島東部に存在する南北に長い国であり、人口約9,250万人の社会主義共和制国家です。2005年頃からチャイナプラスワンの企業進出先として、注目を浴び始め、これを機会に欧米だけでなく、日本企業のオフショア開発の拠点としても発展中の国です。今回、行程の都合上、ハノイでは有名なオフショア企業であるFPT(ベトナムでは社員数が約10,000名の大企業)等の企業訪問は残念ながら叶いませんでしたが、現地を訪問したからこそ、感じた事やわかった事がありました。ベトナムは、政治の街ハノイ、経済の街ホーチミンと南北に2大都市が存在します。昨今では高級リゾートで有名なダナンがオフショア拠点としても注目を浴びているとの事です(ダノンはちょうど、ハノイとホーチミンの中間に位置する都市)。噂には聞いていましたが、何しろバイクの数の多さと言えば、想像以上でした。現地ガイドの後ろを恐る恐るついていくのがやっとでしたが、数日後には少し慣れてきました。バイクはホンダ・ヤマハ・スズキの日本メーカーに人気があるものの、車は韓国車を多く見ました。車には高い関税がかけられ、高額なため一般市民の足は安価なバイクが主流だそうです(小排気量のスクーター)。ベトナムの法律では、バイクは大人2名までという決まりがあるだけで、1台のバイクに大人2名、子供2名が乗っているのは当たり前の様で、絵葉書には水牛を乗せているものもありました。最近ではハノイに地下鉄・モノレールを建設中であり、交通インフラは急速に整備中らしく、さらなる経済発展を感じさせました。2.ハロン湾ハノイからバスで揺られる事、およそ数時間、ハロン湾を訪れました。ベトナムでは、まだまだ高速道路が整備されておらず、一部未舗装の一般道を通って向かったのですが、道中、反対車線にはみ出てASOCIOICTサミット2016INミャンマーの参加報告AGS株式会社亀井昌博平成28年11月15日(火)・16日(水)、ミャンマーヤンゴンNovotelYangonMaxHotelにて、ASOCIOICTサミット2016が開催されました。ミャンマー国内、東南アジア各国から約300名、JISAより24名、埼情協より8名が参加しました。ミャンマーを訪れる前にベトナムのハノイに立ち寄り、現地視察を行いましたので、両国を訪れての感想も合わせて報告いたします。両国ともに仏教徒が多い(特にミャンマーは9割近くが仏教徒)という共通点があり、興味深いものがありましたが、いざ訪れてみると国々でこんなにも違うものかと驚く事ばかりでした。29vol.91

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