サイプレス Vol.91
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A(学)内定辞退に関しては、早い時期に内定を出した企業を断っている印象がある。内定出しは早すぎても良くない。A(学)それまでのプロセスが無く、いきなり選考、内定、という企業は辞退しやすい。3月以前の説明会、インターンシップ、セミナーなどの参加経験があると内定承諾につながりやすい。A(学)入社実績のある企業への入社が多い。今年度も情報科22名中、卒業生のいない会社への入社内定は2名。A(学)入社実績に関わらず学内に情報の掲示はするが、入社実績がある企業のが学生に薦めやすいのは確か。A(企)入社後の研修として、どうOJTを進めるかを整備している。客先でのOJT体制が課題。A(企)入社後の研修は2か月間社内でみっちり行う。マナー系は外部セミナーを利用。A(企)内定後にはeラーニングで主にPC操作、言語基礎を学ばせる。入社後は外部研修を2日間行った後、技術職は2か月間の研修、その他職種は配属してOJT研修を進める。Q⑤入社後についてA(企)技術力重視の採用か、人間性重視の採用かについては、技術力は学べば身につくので、長い目で見ると人間性重視だろう。技術だけあっても、入社3年すると逆転する。A(企)当社では技術力、人間性、半々かと思っている。A(学)入社2、3年でいろいろ相談したい時期に客先常駐のため孤独を感じてしまうと、退職して他業界に転職するケースが多いと思う。A(企)当社ではOJTのほかに公私ともに質問しやすいようブラザーシスターという先輩を付け、2名体制で新人を指導している。若手からの評判が良い制度。また、人事面談、タウンミーティング等で若手社員の意見を直接聞くことを重視している。A(企)当社も定着率95%と良い状況。上司が新人を自分の身内だと考えて親身に対応することが大切だと思う。Q⑥働き方についてA(企)ワークライフバランス等について政府からもいろいろな目標が出てくると思うが、会員企業の皆さんには積極的な取り組みをお願いしたい。企業側はHP等でアピールし、学校側もそういう企業を選ぶよう学生を指導して頂きたい。また、埼玉県の産業労働部にて「埼玉県で正社員!」の取り組みがある。離職者の再就職にも関心を持って頂きたい。Q⑦留学生についてA(企)当社では人材サービスも行い、雇用の多様化を促進する取り組みを行っている。A(企)留学生はバイタリティがあり、社内への刺激にもなる。ベトナムへのオフショアも行っているので将来的な活躍も期待している。A(企)何より日本語力が重要。日本での2、3年の滞在歴やバイト経験があると安心できる。Qその他内定は電話や口頭ではなく必ず通知を出してほしいが、学校から企業にお願いしてもいいものか。A(企)お願いしていいと思う。埼情協の企業はみな、通知を出している。20vol.91

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