サイプレス Vol.90
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������������������������������������������������「職業とキャリアを考える」2016年7月8日講師:岡本比呂志理事て優れた素晴らしい職業です。コンピュータが世の中に与えるインパクト、将来性などをみても明らかで、これほどやりがいのある職業はそうそう見当たらないのではないでしょうか。これから益々IT需要が高まることはあっても、コンピュータが存在しなかった時代に戻る事はあり得ません。引用になりますが、私の共感する5つのスキル「エンジニア価値」を紹介して終わりにいたします。今日は貴重な経験をありがとうございました。短い時間でしたが、皆様の就職活動に何らかのヒントになれば幸いです。DOUGLASGRAYより引用5つのスキル「1.素晴らしい技術があること」常に学ぶ姿勢があり自分の可能性を伸ばし続けられる人。「2.ビジネスアライメントができるか」すべてのエンジニアは難解な問題を解くことに長けていますが、人間の問題をコンピュータ言語にするだけのマシンではだめです。問題にどのようなビジネス的価値があるかを知り、それにより良い変化を加えたいと思える人。企業の作り出すものの社会的価値を理解し、自分をビジネスの方向性に沿わす(align)ことのできる人が必要。「3.オーナーシップ(当事者意識)が持てること」言われたことをやる、言われなかったからやらないではなく、ビジネスアライメントを理解した後、次にやるべきことを自ら見出し、それをどんどん試していきたいという意識があるかどうかも重要。「4.組織へ良いインパクトを与えられるか」つまり組織に新しい人材が入った場合、彼らを指導し、組織により良い貢献ができるように導くことが出来るかどうかです。自分自身のスキルを組織に貢献するだけではなく、他の人たちも助けることができると、組織全体が成長するのです。「5.自立できるか」これは当事者意識を持つことに似ていますが、少しだけ違うのは、誰かにチェックされなくても仕事ができるか、ということです。何か課題を与えられたとして、マネージャーが1週間出張で出かけたとしても、きちんと想定時間内に結果を出すことができるかというスキルです。1.職業とは何か。キャリアとは何か。<職業の定義>職業とは、働くことで生み出す価値から収入が得られ、かつ、それが生計を立てるものとして、長期的・継続的に行われる仕事のこと。職業の3要素―「経済性」「社会性」「個人性」<キャリアの定義>キャリア(職業キャリア)とは、職業人としての人生における職業経験の連なりや積み重ねをすること(そこで形成された職業能力や職業意識を含む)・「キャリアデザインとは」自分自身が主体性を持って自律的に「職業選択」を計画し、実行していこうというもの。・キャリアの基盤(自己イメージの確立=キャリア・アンカー)①「自分にできることは何か?自分の得意なことは何か?」―能力・才能に関する自己イメージ②「自分は何がやりたいのか?」-動機・欲求に関する自己イメージ③「自分は何をやることに価値を感じるのか?」8vol.90

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