サイプレス Vol.84
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■■■編集後記■■■新入社員のタイプを毎年発表している公益財団法人・日本生産性本部によると、2015年の新入社員は、「消せるボールペン型」で、「書き直しができる機能、いわば変化に対応できる柔軟性がある」ということです。選定理由には、「東日本大震災の直後に、大学に入学した世代であり、さまざまな状況変化があった」ということなどが挙げられるとしている。一方で、「使い勝手の良さから、酷使しすぎると、インクが切れてしまうように離職してしまう」と指摘している。先日、東日本大震災から丸4年が経った宮城県名取市を訪問する機会がありましたので、少し感じたことをお伝えします。震災前6,000人が暮らす漁港だった閖上地区は、震災で壊滅し更地と化しています。様々な事情から、閖上地区では今も大々的な家屋の再建が始まっておらず、津波対策として地盤のかさ上げ工事が急ピッチで行われている状態です。今後、区画整理・移転事業を併用して現地再建を図り、住居人口2,000人強を予定しているとのことです。今後は、追悼モードを脱却し、全国から人を集め、元気になる工夫が求められそうです。震災地域だけでなく、地域の活性化は、地域経済・社会・文化の特性を見極めることが重要です。埼情協は、地域の観光振興や、地域に根差した産業の生産性向上、新たな需要を創造し産業の新陳代謝を促すような地域情報化推進事業を行っていきます。今年度も埼情協の取り組みに対し、ご支援をお願いいたします。(深澤)編集長深澤陽平(蓼科情報)内田陽一(協会事務局長)小川智之(関東図書)田沼耕三(協会専務理事)平野友紀(メディア工房)松島勲(デマンドアンドコミュニケーションズ)矢吹武重(ミツイワ)SAI-PRESS編集委員★サイプレス年間広告掲載料◇1頁24万円◇1/2頁12万円◇1/4頁6万円◇賀詞広告1.5万円(以上モノクロ。カラーは1頁30万円のみとなります)★ホームページバナー広告(会員の場合)◇6ヶ月5千円◇1年間1万円サイズ156×46ピクセル容量15KB以内(いずれもデータ支給の場合。協会制作の場合は別途料金申し受けます。)経済振興・経営革新にIT利活用が大きな課題となっております。政府・県も様々なIT関連施策を計画しておりますが、当協会でも中小企業の皆様のITに関するお悩み、IT投資など様々の問題についてご相談に応じます。場所:〒336―0027埼玉県さいたま市南区沼影1―13―1ナリア・テラス3階公益社団法人埼玉県情報サービス産業協会事務局内受付相談専用電話048(844)551226vol.84

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