サイプレス Vol.81
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������������������������������������������������埼玉県情報サービス産業協会は、平成24年4月1日より公益社団法人として新たにスタート致しまして、本年度は2期目の事業年度となりましたが、会員企業に加え諸官庁・諸団体からの絶大なるご支援をいただき、25年度の業務も計画どおり推進することが出来ました。わが国経済は、デフレ脱却に強い意志を示しているアベノミクスへの期待を背景に、株価・為替相場ともに期待を持たせる状況で推移してきており、全体として明るさも見えてきております。また、私ども情報サービス業界におきましても、厳しい状況が続いておりましたが、景気回復や政権交代により、明るい兆しも見え始めました。景気動向は、26年4月の消費税増税により一時的な景気の落ち込みが懸念されるものの、中長期的には2020年の東京オリンピックの開催が決定し、今後6年間の経済波及効果は約3兆円と言われており、わが国経済も緩やかな経済成長が見込まれるとの予想もあります。IT業界でも、アベノミクス三本目の矢である「成長戦略」を確実なものとするためのIT投資の増加、ビッグデータ等「第3のプラットホーム化」・共通番号(マイナンバー)制度対応などのビジネスチャンスの拡大が期待されます。そして、IT業界においておおくの比率を占める女性の雇用促進等、労働投入の量的拡大も期待でき、経済再生や社会問題にも大きく貢献するものと思われます。25年度事業と致しましては、恒例となりました地域情報化推進事業である「彩の国ビジネスアリーナ2014」、「第18回彩の国ホームページコンテスト」の二大イベントを開催し、地域活性化・情報通信事業推進の啓蒙活動を実施致しました。また、本年度より地域連携事業の一環として、平成25年6月に「埼玉県自治体クラウドセミナー」を開催致しまして、地方自治体のITC活用事例から見るこれからの自治体の姿と課題をテーマに、「自治体クラウド利用について」・「自治体クラウド活用事例」・「マイナンバーの最新状況」などの講演会と、会員企業が専用ブースを設け自社製品のPRを実施するなど、県内自治体との連携事業を開始致しました。26年度も更なる高度情報化を推進するため関係機関と連携強化し、地域経済発展に寄与すべく諸事業を展開して行きたいと思考しておりますので、引き続き皆様方のご支援ご協力をお願い申し上げます。1人材育成事業①情報通信人材研修事業5コース開催・Excelマクロ/VBA研修開催日平成25年9月13日(金)参加者16名・ExcelVBAプログラミング実践開催日平成25年10月8日(火)参加者9名・プロジェクトマネジメント基本から問題解決まで開催日平成25年10月24日(木)~25日(金)参加者7名・ソフトウェア品質確保の基本と実践開催日平成25年12月9日(月)~10日(火)参加者14名・アプリケーションテスト基本と実践開催日平成25年12月18日(水)~19日(木)参加者6名②埼玉大学との連携強化埼玉大学提携講座「情報と職業」埼玉大学工学部情報システム工学科での提携講座「情報と職業」は今年度で7年目を迎えました。今年度は当協会から6名の講師を派遣し、情報業界に限らず、広く職業とは何かについて講義しました。講義は金曜日の9・10時限(16:20~17:50)に行われ、講義終了後は担当の池口教授と学生との懇親会が開かれました。平成25年度事業報告書自:平成25年4月1日~至:平成26年3月31日3vol.81

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