サイプレス Vol.81
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地方公共団体へのアンケート結果報告平成8年設立以来、当協会は、情報化に関する技術の調査研究及び研修を行うとともに、情報化に関する知識の普及啓発を行うことにより、地域社会の高度情報化の促進を図り、埼玉県における経済及び社会の発展に寄与するため活動してまいりました。その活動実績も評価され、平成24年4月より情報サービス産業団体として埼玉県唯一の「公益社団法人」として新発足いたしました。本アンケート調査は、協会の調査活動の一環として埼玉県内の地方公共団体の情報化動向を把握し、地域情報化戦略立案や、情報化計画策定等への情報提供と地域情報サービス産業の技術力向上を目的として実施したもので、今回で18回目となります。今回の調査も、アンケート方式による調査を実施し、埼玉県内の63市町村の内、36市町村からご回答をいただき、回収率57.1%の回収率となりました。ご回答をいただきました地方公共団体のご担当各位におかれましては、本アンケートの主旨に対し深いご理解を賜りご協力いただきましたことに改めて御礼申し上げます。アンケートの結果を概括しますと、いままでの調査で明らかになった埼玉県内の地方公共団体の情報化進展が単なるシステム改善から、電子自治体化に向けた各種情報化施策の策定に前向きに取り組んでいることがわかります。住民サービスの向上や、行政の効率化、情報活用を望む声を情報化計画に反映し、併せて経費削減を実現するためのシステム共同利用やクラウドサービス利用の導入および検討が進みつつあると感じます。一方、全庁的な推進や中長期の計画的な推進が、職員の不足や知識・経験者不足といった人的資源の問題、財政事情等により難しいことなどが、昨年調査時と同様な課題として存在していることが窺えます。今般、アンケート結果が冊子にまとまりましたのでここにご報告させていただきます。協会といたしましては本アンケート調査を今後も継続して実施していきたいと考えておりますので、関係各位の引き続きのご協力をお願い申し上げます。1.アンケ-トの回収状況(アンケ-トの回収状況は以下のとおりでした。)1)アンケ-トの回収状況回収36通(全63通)/回収率57.1%2)市町村別回答数市/23通(全40市)町/12通(〃22町)村/1通(〃1村)計/36通(63自治体)3)地区別回答数1県南部地区/4通(全7自治体)2県東部地区/8通(12〃)3県中央地区/5通(8〃)4県西部地区/7通(14〃)5県北部地区/10通(17〃)6県秩父地区/2通(5〃)計/36通(63〃)4)ご回答を頂いた自治体(地区別):敬称略[県南部地区]志木市、新座市、朝霞市、和光市[県東部地区]越谷市、加須市、久喜市、三郷市、春日部市、八潮市、松伏町、杉戸町[県中央地区]さいたま市、桶川市、鴻巣市、蓮田市、白岡市[県西部地区]狭山市、坂戸市、川越市、飯能市、富士見市、三芳町、川島町[県北部地区]行田市、東松山市、本庄市、滑川町、小川町、神川町、美里町、嵐山町、ときがわ町、東秩父村[県秩父地区]小鹿野町、長瀞町(NTTの電話帳・地区割を基準にしました)(各市町村の企画総務並びに情報システム担当者の方にご協力をお願いしました)情報化アンケート第18回埼玉県内地方公共団体42vol.81

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