サイプレス Vol.81
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0102030405012345-6%6%7%7%47%47%23%23%6%6%10%10%(%)埼玉県内企業「第11回情報(IT)化実態調査」1.はじめに当協会の県内企業アンケートは今回で11回目となりました。まずは、この紙面をお借りしてアンケートにご協力いただいた県内企業の皆様にお礼申し上げます。アンケート集計とその分析結果についてここにご報告致します。2.アンケート調査の目的本調査の目的は県内企業のIT化進展の状況を把握し当協会の活動をPRするための基盤を確認することに加えて、より具体的な県内企業のIT利活用の実態とニーズを把握し、当協会及び会員企業がどのような提案・支援を行えるかを探ることも調査の目的としております。3.アンケートの実施ここ数年は、�彩の国ビジネスアリーナ�出展企業を中心にアンケートを実施してきました。但し、記入者が自社のシステムを熟知していないケースや、業種が製造業の割合が多い為、データの正確性や業種の偏りが課題でありました。今回は、協会主催のセミナー、県内諸団体、協会会員からの依頼による回収を主に実施し、84社から回答を得ました。4.アンケート集計データとコメント有効回答総数84社の集計データならびに分析コメントは以下の通りです。各設問の回答数合計にバラツキがあるのは、複数選択回答が存在するためです。回答割合の集計は有効回答数を分母にしています。以下、設問番号の順に設問ならびに回答内容、回答数(企業従業員数による規模別分類集計を含む)回答率をデータ表とグラフで表示し、分析コメントを付記しました。システム化状況についてのアンケート集計結果昨年度と調査の対象母体が変わったことがあり、大型汎用機・オフコンともに5%程度の微増が見られる。大型汎用機視点で見てみると従業員数が101名以上の比較的大きな企業が利用している。これらのシステムはソフト資産が大きく簡単にサーバシステムなどに移行できない状況が想定できる。オフコンについては昨年同様ハードメーカが徐々に廃止の方向に向かっており、今後の対応を急ぐ必要がある。数年の喫緊の経営課題と考えられる。当協会としてはこれらの企業に対して具体的な策を検討・提案しスムースな移行を支援すべき時期に来ている。『外部委託』で括られている回答については、アウトソーシングがイメージされるが、昨年と比較すると101名以上の企業の比率が増えている。これはクラウドサービスの利用が増えている可能性がある。各企業のシステム利用形態は今後の動向を見ていく必要があるだろう。1)貴社で使用しているコンピュータはどれでしょうか(複数回答可)回答内容企業従業員数別回答数回答数割合(%)ABC不明20名以下100名以下101名以上不明1大型汎用機016076%2オフコン233087%3サーバシステム13191905147%4パソコン単独137502523%5外部委託025076%-未回答25221110%合計3037402109情報化アンケート第11回埼玉県内企業33vol.81

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