NG

よく聞くけれど 実は間違っている敬語

社会生活やビジネスにおいて、敬語表現はとても重要です。敬語がきちんとできていなければ相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。
しかし、間違って用いられた表現が慣習化してしまった言葉も多く、正しく敬語を使うのはとても難しいことです。
このページでは、間違えやすい表現を紹介しています。間違って使っていた表現があれば、意識して正しい表現を使ってみましょう。

とんでもございません

「とんでもない」は、「とんでも」+「ない」ではなく、「とんでもない」で一語になっています。 そのため、「ない」の部分を切り離して「ございません」などに変えることは不適切です。

「とんでもないです」または、「とんでもないことでございます」



○○様でございますね

「ございます」は、「ある」の丁寧語です。尊敬語ではなく、また名前に「ある」をつけることで、 相手を物扱いしていることになるため、不適切な表現です。

○○様でいらっしゃいますね



お名前を頂戴できますか

「頂戴」は、「もらう」の謙譲語にあたる表現です。教えてほしいことを伝える表現としては、不適切です。

「お名前を教えていただけますか」または、「お名前をお聞かせいただけますか」



○○でよろしかったでしょうか

現在話している内容について、過去形で話しているため、不適切です。

○○でよろしいでしょうか